ジムニー(jb64)に T-REVα を装着

T-REVα システムとはクランクケース内の内圧を負圧状態でコントロールするためのシステムだ。同様の内圧コントロールバルブとしては NAGバルブが定番で、自分はもっと安価なものを取り付けていた。

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足回りのモディファイ以来お世話になっているレインボーオートが寺本自動車商会のT-REVαをジムニー用にセッティングして販売を始めた。イベントでお試し装着をして乗ったところ、確かな効果が感じられたので、かなり高価だったが導入を決めた。

寺本自動車の寺本幸司氏は二輪のレーシングライダーで、レーシングチームを主催している。T-REVαも元々は二輪のために開発されたシステムのようだ。特徴は、3枚のリードバルブを使っていて一つのコマ状のバルブと異なりオイルなどで固着してバルブが動かなくなる可能性が低い。そして、負圧になりすぎないように外気を取り入れる機構を持っていること。これにより適切な負圧状態を保つことができるようになっている。

 

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ジムニー用キットはエアクリーナーボックスが付いた状態でも取り付けられるキットになっている。自分の場合はエアクリーナーボックス+オイルキャッチタンクの構成だったので、ブリーザーからオイルキャッチタンクの間にT-REVαを装着してもらった。

エンジンブレーキの効きを弱める効果はこれまでつけていたバルブでも感じられていたのでさほど変化なし。エンジンは軽く回るようになった。同じタイミングでタイヤをスタッドレス(ノーマルサイズ)に変えたこともあり、燃費の効果はいまひとつ不明。軽く回ると回しがちになって燃費が悪化するということもありそう。

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ジムニー(jb64)にアルフィンドラムを装着

アルフィンドラムとはドラムブレーキのドラムのひとつだ。通常鋳鉄製のブレーキドラムをアルミ製とし、周囲にフィンを設けている。放熱効果による対フェード性能の向上と軽量化が狙えるものだ。基本アルミ製だが、ブレーキシューが当たる部分は鉄でできている。

ジムニー用のアルフィンドラムがレインボーオートからリリースされているが、割と値段高めでそのうち買おうと思っていたところ、昨年末に今回の入荷以降大幅値上げとなるとのアナウンスがあり急遽1セット確保してもらった。年末にT-REVαを装着してもらったタイミングで受け取った。

その場で装着してもらわずに持ち帰った理由はアルフィンドラムに塗装をしようと思ったからだ。"アルフィンドラム"+"塗装" などで検索するといくつか出てくると思うが、フィン部分を残して梨地部分だけを塗装するものだ。検索では赤で塗られているものが殆どだが、自分はもっと地味にしたかったので、黒で塗ることにした。

まずはマスキング。これが唯一最大の苦行。細いマスキングテープを貼ってからフィンの形状に沿ってカッターで切っていく。しかし、数をこなすと段々カットも上手くなってゆく。

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そして塗装。塗料は下記の耐熱塗料、艶あり黒で塗った。耐熱塗料というのは自然乾燥では塗膜が硬化しないとのこと。エンジンのシリンダーやマフラーなどは運転時の発熱で硬化することも期待できるが、リアブレーキペダルが連続して高温になる状況は通常の運転では考えられない。結局キッチンのガスオーブンで焼いた。2セットが一度に焼くことができた。

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そうして完成したのがこれだ。

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アルフィンドラムの交換は、基本的な工具の取り扱い技術があれば十分可能なレベル。まずは2箇所のサービスホールにM8ボルトをねじこんでいく。そうするとドラムが浮いてくる。この時パーキングブレーキは解除しておくこと。また、しばらく走っていないとシューが固着している可能性もあるので、少し車を動かしてから作業を開始すると良い。

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ドラムが外れた状態。あとはアルフィンドラムを嵌め込めば完了。

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外から見るとこんな感じ。なかなか気に入っている。純正ドラムはおおよそ5kg なのに対して、アルフィンドラムは 2.6kg。両輪合わせて 5kg近いバネ下重量の軽減となる。走り出しが軽く感じる。

ちなみに、Jimny のロゴが入ったセンターキャップは3Dプリンターによる自作。スタッドレス用のホイールは純正のホイールよりもセンター穴の径がやや大きく純正のセンターキャップではうまく固定できない。昨シーズンまではホイールの内側にダクトテープを貼って純正のセンターキャップが固定できるようにしていたが、ふと思い立って作り始めた。プリンターで出力後、軽くヤスリで削って塗装もしている。近寄ってみると粗が目立つが、遠目には良い仕上がり。夏タイヤ用もオリジナルで作ろうかと考えている。

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ジムニー(jb64)をリフトアップしたのでフロントカメラを装着した

ジムニーをリフトアップしたので、フロントカメラを設置した。

車のカスタムなどしない人には縁のない話だが、運転席からの視界について、直前直左の規定がある。車の前方から左側にかけて直径30cm、高さ100cmの黄色い物体を置いて、運転席からその黄色い物体が視認できなければいけない。左側はリフトアップしても左側ミラーの下部にあるミラーでカバーできるため、フロントカメラを新設することにした。

専用品なども売られているが、リーズナブルな汎用品を購入した。

 

購入したのは以下のカメラとモニター。両方で6,000円強で、1年で壊れたとしても後悔しない価格。カメラは広角のものが必要なので注意。

 

カメラは交換したハイブリッジ ファーストのバンパーに穴を開けてねじ止め。ラバーチッピング塗装と両面テープは相性が悪いので...

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モニターはダッシュボードの上に置きたくなかったのでこの位置。電源はイグニッション連動で常時モニターは表示された状態。但しグローブボックス下にコネクタがあるのでそこで電源を切ることは可能。モニターはなかなかクリアな表示。夜間もよく見える。車検対応というだけでなく、林道などで切り返しやUターンをするような場合も役に立つ。

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モニターのマウントは3Dプリンターで自作した。ボルド留めなので、こちらも簡単に外れることはない。もしこのマウントが欲しいという方がいたらご一報を。

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車両の前方に三脚を立てて画角のチェック。左右両端を確認することができる。

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ジムニー(jb64)の前後バンパーを交換

以前から検討していたが前後のバンパーを交換した。

フロント側はあまり悩まずにハイブリッジ ・ファーストのものに決まった。

バンパーに合わせてスキッドプレートもハイブリッジ のものを選択。ハイブリッジ ・ファーストのスキッドプレートはフレームに穴を開ける必要があり、装着することでフレームの強度が増すというタニグチのものも検討したが、バンパーとの組み合わせで装着可能なのかはっきりしないこと、ライセンスプレートのステーがハイブリッジ のものはスキッドプレート側にあるため、タニグチのものを装着する場合別途考えなければならないことなどを考慮してハイブリッジ のものに決めた。

8月に注文していたが、バンパーが届いたのは10月後半になった。

 

一方リアバンパーについては少し悩んだ。バンパーを少し薄くしたかったがライセンスプレートをリアゲートに移動したくなかったので、価格が安いこともありG’BASE のバンパーを選択した。ハイブリッジ ファーストからも同じようなバンパーが発売されていたが、それを知ったのはスキッドプレートと同時に送られてきたカタログで、このバンパーを注文した後だった。

 

リアバンパーは8月に届いていたが、涼しくなった9月後半から準備を開始。バンパーはFRP製で表面はゲルコート仕上げといって黒くツヤッとしたものだ。このままでもきれいじゃないかと思いがちだが、これはあくまでも下地なので塗装していく。

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まずはバリ取り。つなぎ目で滑らかではなく盛り上がっているような部分がある場合、これを150番くらいのヤスリで削る。

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バリ取りが終わったら全体に塗料が乗りやすいよう塗装面を荒らす。足つけという。3〜400番くらいのヤスリを使うが、今回はナイロンのヤスリとクリームクレンザーを使い水をかけながら行った。

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バリ取りや足付けをした後に、塗装面が窪んでいるようなところ(巣穴)がある場合、これをパテで埋める。

 

 

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パテが乾いたら削る。

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これで下地作り終了。

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今回塗装に使用するのはミッチャクロンとラバーチッピングスプレー。

ミッチャクロンは多用途のプライマー。ラバーチッピングは本来は下回り用途だが、最近バンパー塗装などにも使われることが多い凹凸のある表面の塗装だ。ジムニーに合いそうなのと失敗がすくなさそうなのでこれを採用した。

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仕上がりはこんな感じ。

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9月後半にフロントバンパーが届いたのでこちらも作業開始。

うちのジムニーはXCでLEDヘッドライトに張り付いた氷を溶かすためのウォッシャーがバンパーについている。これを取り付けるための穴を開ける必要がある。

交換用のバンパーには予め穴開け箇所の線が引いてあるので、この線に沿ってマスキング。その後マスキングの外周をドリルで穴を開ける。

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穴を開けたらその穴を繋いで大きくする。

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ヤスリで仕上げてこのようにした。実際に装着してみると大きさが足りずさらに穴を広げた。

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その後フロントバンパーと同じようにバリ取り、足つけ、巣穴埋めを経て塗装。

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ラバーチッピング塗装の塗装面は割と傷つきやすい気がするし耐久性も気になるが、ダメになったらまた塗れば良い。

 

塗装作業については以下のページを参考にした。ラバーチッピング塗装ではないが。

www.diylabo.jp

 

 

ノーマルバンパーを取り外した状態。画像では中央の樹脂製の空気取り込み口が残っているがこれも取り外す。

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最大の難関はスキッドプレートのための穴開け。ボックスの反対側にも開けるため合計8箇所の穴を空ける必要がある。厚くて硬いハイテンション鋼なのでなかなかドリルが入っていかない。3mm の下穴から始めて3段回で穴を広げた。使用するドリルが充電式だったが、3回の充電が必要だった。

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タイヤハウスのライナーカットは大きめのハサミで簡単に切ることができた。

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フロントバンパー。

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リアバンパー。

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ジムニー(jb64)の足回りをレインボーオートで変更してもらった

7月以降新型ジムニー の初回車検を迎える車が出始め、色々と車検適合/不適合の情報なども出揃ったタイミングで足回りの交換をしようと考えていた。

どのくらい上げるか、どのパーツを選択するか、どこで作業をお願いするかなど検討した結果、柏市のレインボーオートを訪ねた。ここで相談をして軽く見積もってもらったところ良さそうな感じだったので、正式に発注して10月の末に作業をしてもらった。

関東圏にはいくつかメジャーなジムニー ショップがあるが、なぜここにしたかというと、例えば APIO にお願いしようとすると APIO の製品を装着することが前提となってしまうこと。その点レインボーオートはニーズに合わせてフレキシブルに使用パーツを選択して提案してもらえると感じた。尚、近年のレインボーオートはサーキットを走ることに力を入れていて、自ら走行会を主催したりしているので下げる方向のチューンと思われがちだが、オンもオフも両立する足回りが可能という触れ込みに期待した。

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10月末の休日にレインボーオートを訪問して交換作業。メニューは以下の通り。費用は工賃含めて35万弱。

  • コイルスプリング (2インチアップ)
  • ショック (2インチアップ対応)
  • ブレーキホース (ステンレスメッシュ)
  • 強化ウレタンブッシュ
  • フォーミュララテラルロッド(前後)
  • オートライトレベライザーロッド
  • クロスメンバー
  • フレックスアーム(改) リア

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これがフレックスアーム(改)、通称ヒレックスアーム。ショートアームの接合部がピロポール化されている。

www.tryforce.jp

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装着状態。

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リア周り。コイルスプリングはグレー。(ボディと同色) ラテラルロッドが青いのはまだ保護フィルムが付いているため。ショックはガブリエルというメーカーのもの。https://gabriel.com/light-vehicle/products/proguard/

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フロントアームには強化ウレタンブッシュ。

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スタビライザーリンクもリフトアップに合わせてショート化。

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おおよそ午前中で作業が終了し帰路へ。全体的な乗り味は硬めな印象。全体が馴染んで走行を重ねるとまた変わってくるかもしれない。リフトアップをしてサスペンションのストロークも長くなったのでロールはするが、怖さは全くない。そして路面のうねりなどで気持ち悪く左右に揺られる現象が解消されている。高速道路も安定している。

未舗装路について、林道をゆっくり走った感じはそれほど大きな変化は感じられなかったが、河原フラットダートでスピードを出したところ、リアが良く動いて路面に追従していることが感じられた。

また、山道については限界が上がっている印象。ただ、コーナー手前で強めにブレーキングすると、イン側のフロントタイヤでESPが作動するようになってしまった。これはちょっと気持ち悪い。VSCキャンセラーを付けた方が良いのかもしれない。

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奥多摩某所にて。

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ここへ行った後、フロントからタイヤの回転に同期する異音が聞こえてくるようになり翌日は解消したが、4Hに入れるとインジゲーターが点滅状態となり、前輪が駆動しない状態となってしまった。ディーラーに行ってみてもらったところ、エアロッキングハブのバキュームホースの一部が破損してエア漏れ状態となっていた。エアを指で塞ぐとエアロッカーが作動する。

レインボーオートへ電話すると対応してもらえるということでホースの交換をしてもらった。おそらく脱着の時に少し無理を掛けてしまったのではないかとのこと。深刻な問題ではなくてよかった。

ジムニー(jb64)1回目の車検とタイヤ&ホイール交換

ジムニー納車から3年が経過し、1回目の車検を迎えた。走行距離は3万Kmを超えた。

車検のタイミングがオートバイと殆ど同じ時期になってしまい、午前中にオートバイを預けに行き、午後に車検上がりの車を引き取りに行くようなスケジュールだった。金銭的にも厳しいと思ったが、ジムニーはメンテナンスパックの期間中で法定費用以外は全く掛からなかった。一方オートバイ(BMW)の車検は15万程。点検整備を終えた車両だということが走り始めでわかるので、その価値はあるのだとは思うが...

まだ車検に影響しそうな変更はしていないので、全く問題なく車検はパス。それと、水が溜まってしまい対策部品が出ているリアスプリングアッパーシートをパーツ単体で貰ってきた。(近日中にサス交換するので交換作業はしなくてよいからパーツだけ出してとお願いした)

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車を引き取ったその足でタイヤ屋さんへ。去年の12月にオーダーしたタイヤとホイールの納期が遅れに遅れ、9月にやっと入荷の連絡が来た。微妙なタイミングだったので車検が終わってから交換することにしていた。

ホイールは ENKEI PRT1。RAYSの鍛造ホイールほど軽くはないが、純正アルミホイールよりも軽量。色も純正と同じガンメタなので変える必要があったのか? という疑問は若干ある。

ENKEI PRT1  16inch 5 1/2J 5.9Kg

www.enkei.co.jp

 

タイヤは定番の OPEN COUNTRY R/T。定番過ぎて売れ過ぎて全く入荷しない状態となっていた。GEOLANDAR X-AT にしようかとも思ったが、OPEN COUNTRY の方がタイヤ重量が軽いのだった。(それでも純正タイヤが圧倒的に軽いのだが)

TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T 185/85 R16

www.toyotires.jp

 

スタイルは悪くない。

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背面にも同じホイールとタイヤを装着。

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タイヤがから発生するノイズについてはほとんど気にならない。タイヤの径が少し大きくなったことによるハイギア化についても全然感じない。高速道路を走ると、タイヤがよじれるようなぐにゃっとした感じがあるがすぐに慣れるレベルだと思う。

空気圧についてはタイヤ交換時には 300kPa入れてあると言われたが、さすがに高すぎるかと思い空気圧を落とそうと思ったら、前が300kPa、後ろが280kPa になっていた。それは逆だろ。ジムニーの標準タイヤの指定空気圧は200kPa 以下だが、タイヤメーカーによると推奨空気圧は最低260kPa だそうだ。

現在は前270kPa、後280kPa で様子を見ている。

ジムニー(jb64)のサブコンをRACE CHIP に変更した

これまでサブコンには PIVOT の POWER DRIVE を使用していて、それなりに満足していた。

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サブコンはジムニー(jb64) の場合、メインとサブの圧力センサーの情報を横取りしてサブコン内で実際の値よりも低い値をECUに送り、結果ターボのブースト圧を上げるものだ。同じような機能のものが複数のメーカーから販売されている。

ここ最近 RACE CHIP が良いという話を複数耳にし、自分でも試してみたくなって購入してみた。RACE CHIP にはジムニー用に2種類の製品がラインナップされている。RSの方が価格は高いが、出力、トルクとも S を上回ると謳っている。今回、RSを購入した。

racechip-japan.my-store.jp

racechip-japan.my-store.jp

 

安売りをしているところはないので、楽天スーパーセールで還元ポイントが高いタイミングで購入した。POWER DRIVE の方はヤクオフ で良い値段で処分することができた。

 

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取り付けは POWER DRIVE と同じ。圧力センサー2箇所のコネクターに RACE CHIP のコネクターを接続し、RACE CHIP からのコネクターを元の ECUへのコネクターにつなげる。POWER DRIVE は別途バッテリーへの接続が必要だったが、RACE CHIP はECUからの電力のみで動く。接続したケーブルはブレーキフルードのタンクを回り込むように取り回し、ユニット本体は ECU の裏側にタイラップで固定した。尚、REACE CHIP にはダミーのコネクターが付属していて、ディーラー入庫などでサブコンをオフにしたい場合に、ユニット本体の代わりにダミーを接続することでノーマル状態となる。

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RACE CHIP を取り付けて走ってみると、POWER DRIVE の時と比べて高回転側の伸びなどはそれほど変化がないように思うが、中低速のトルクが上乗せされていると感じる。ジムニーは登り坂で高いギヤだと失速してしまう事が多かったが、高いギヤでも速度を維持することができるようになった。

車重の重さもあって元々速い車ではないが、だいぶストレスなく走れるようになってきたと思う。