ジムニー(jb64)に内圧コントロールバルブを装着する
内圧コントロールバルブを装着することは、二輪でも四輪でも行われるカスタムらしい。クランクケースからブローバーガスを排出し、エアクリーナーケースに戻しているがこの経路にバルブを取り付けてクランクケース内の気圧をコントロールするものだ。クランクケースからエアクリーナーへは空気を流すが、逆方向の負圧が発生した場合にバルブが閉じてクランクケースへ空気が送られるのを抑制する。これによってクランクケース内を低圧に保ち抵抗を少なくする。これによりエンジン回転のレスポンスが高くなることなどが期待できる。
内圧コントロールバルブといえばNAGバルブがメジャーだがなかなかお高い。
二輪のKTMには純正で内圧コントロールバルブが装備されているらしく、この部品を流用して取り付ける人も少なからずいるようだ。
amazon を徘徊しているとこのような製品を発見。価格も3,580円とお手頃でレビューも悪くないので試してみることにした。
これが内圧コントロールバルブ。
分解するとこのような部品構成。シムが3枚付属しているが、シムの数を不安と高回転寄りのセッティングとなるそうだ。黒い方がクランクケース側。
純正の状態だと左下のホースが生えているところから上のエアクリーナーボックスにホースが繋がっていて、ここにバルブを装着することになるのだが、自分はオイルキャッチタンクを装着しているので、クランクケースとオイルキャッチタンクの間にバルブを取り付ける。バルブのパイプ径は14mm で ホースの内径は 12mm。潤滑油など使いながらねじ込めば入る。説明書によれば、バルブはできるだけクランクケースに近い位置で、45度よりも立てた状態で装着せよとなっている。45度よりも少し寝ている気がするがまあ大丈夫だろう。
装着後、確かにエンジンが軽く回りたがるようになった感じがする。また、アクセルオフや下り坂でのエンジンブレーキの効きが弱まった。この辺りはひとにも依るが自分には好ましい。
このところ他にもいくつか手を入れているが、以前よりもエンジンを回す頻度が上がったのか燃費が低め。走行環境やエアコンの使用でも変わるので一概には言えないが、少しずつ回して楽しいエンジンになりつつある。
ブリーザーからのオイル排出が多いジムニーだが、水蒸気と混じって乳化し、バルブに溜まる恐れがあるそうだ。NAGバルブなどは対策が行われていてメンテナンスフリーを謳っているが、定期的にバルブの状態をチェックする必要がありそうだ。
内圧コントロールバルブは T-REVαに変わりました。なかなか高価ですが、確実に装着の効果を感じることができます。
ジムニー(jb64)の純正エアクリーナーボックスにオイルキャッチタンクを取り付ける
新型ジムニーはブローバイガスが多いと言われているが、なるほどと思うことがある。エンジンから上がってきたガスはエアクリーナーボックスのこの三角コーナーにつながっているが、常にオイリーなのだ。
オイルキャッチタンクはエンジン性能に直接結びつくものではないが、不純物が再びエアに混じってターボチャージャーのタービンやエンジンに入り込むのを防ぐ意味で装着しておきたいアイテム。
オイルキャッチタンクを取り付けるにあたって問題となるのが、ヘッドからのパイプがすぐ上のエアクリーナーボックスに非常に短いパイプで繋がれていて、ここにオイルキャッチタンクを挟む余地がないことである。
これがヘッドからブローバイガスが出るパイプ。内径12mmのホースが合う。
これがエアクリーナーボックスのこの部分につながる。
純正エアクリーナーボックスを前提としたオイルキャッチタンクは、現時点ではハイブリッジファーストからリリースされているが、33,000円と非常に高価。
このところ純正エアクリーナーボックスを加工してオイルキャッチタンクを取り付ける人が現れ始めたので、先人のノウハウを参考に自分もやってみることにした。
一番参考にしたのはこの記事。
オイルキャッチタンク自体も何を選んで良いのかよくわからなかったので、同じものを購入してみた。
SARD サード オイルキャッチタンク汎用KIT TYPE-1
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このキットには内径15mmのホースが付属しているが、ブローバーガスの出口に内径12mmのホースが合うので、12mmホースを別途用意した。
エアクリーナーボックスの加工はまず、ホースを接続するジョイントをカットした。カットした後にアルミテープを貼り、反対側からバスコークで埋めた。
もう一方、オイルキャッチタンクからエアクリーナーへ戻す部分。これについてはまずこのパーツを選択。内径12mmのホースにフィットする。 但しPCVはあまり耐熱温度が高くないとのことで、今後注意して見守る予定。
近所のホームセンターで何かないかと探したところ、オレンジ色のこのパーツを発見。これはコンクリートに電線を埋め込むためのCD管用の終端パーツのようだ。このパーツのナット部分のみを使用する。
そしてエアクリーナーボックスの横面に21mmの穴を開けてこのニップルを埋め込む。
21mmの穴あけにはこんなものが便利だ。
加工後のエアクリーナーボックスはこんな感じ。あとは組むだけ。
オイルキャッチタンクはL字金具を介してこの位置に固定。
エアクリーナーボックスは3Dプリンターで作った10mmのスペーサーで嵩上げ。
ボックスを嵩上げすることで、L字ジョイントなどを介することなく直接ホースを接続することができた。
これでオイルキャッチタンクの取り付け完了。
思ったほど大変ではないので、リーズナブルにオイルキャッチタンクを取り付けたい人はチャレンジしてみてもらいたい。戻り側のホース長がギリギリで余裕がないのが美しくないので、近々付け直す予定。
ジムニー(jb64)のフロントグリルにデイライト取り付ける
以前フロントグリルを装着するとともにLEDのウィンカーに交換して、ウィンカーの白ライトがデイライト として機能するようにした。
しかし、デイライト としては光量がイマイチ足りないことと、エンブレムのないグリグが若干物足りない印象。これを改善したいと思っていた。
そこでグリルにデイライト を仕込めないかと考えるようになった。イメージとしてはこれ。
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しかしこの商品のLEDは作業灯の光量で、走行中に点灯することはできない。そこで汎用のLEDをグリルの内側に取り付けることができないかと考えた。購入したのはこの商品。全長205mm。
LEDの取り付けは色々悩んだ結果3Dプリンターでマウントを作成することにした。したのパーツは2個出力する。ラジエーターの手前にあるH型の樹脂製フレームを出力したパーツで挟み込みボルトで固定する。
実際に取り付けはこのようになった。ケーブルの根元が白いのは防水対策でコーキング剤を盛っているため。白は目立つので透明のものが良いと思うが...
配線はウィンカーのデイライト 配線に組み込んだ。
そして転倒した状態はこのようになった。グリルの金属に完全に隠れてしまっている箇所が4箇所あってLEDバーになっていない。バランス的にももう少しLEDの位置を上に持っていきたい。そのうちマウントを作り直したいと思う。
ところで2016年10月にデイライト に関する保管基準が改正された。
- 1440カンデラまでOK
- 色は白のみ
- 夜間は消灯または減光しないといけない
- 位置は地上から250mm 以上、上縁が1500mm 以下
- 車幅が1300mm 以上の車両の場合、デイライト の間隔を600mm 以上空ける
- 照明部の大きさにも制限がある
今回の取り付けに当てはめると、デイライト の間隔について保安基準を満たしていない。
しかし、300カンデラまでの明るさであれば「その他灯火類」の保安基準を適用することができるので問題なしと考えている。
追記。LEDの位置を上に上げました。隠れる部分が少なくなり満足。
ジムニー(jb64)にハイブリッジファーストのパワーチャンバーを装着
新型ジムニーは車重がある分遅い。MTなので上まで引っ張れば他の車に遅れを取ることはないが、やはりストレスなく走りたい。そこで、今まで以下のパーツをインストールしてきた。
スロットルコントローラーはエンジンの出力を上げる訳ではないが、電子スロットルの踏んでも回転が上がらない状況を改善してくれる。
POWER DRIVE はサブコンと言われるものだ。エアインテークの圧力センサーに介在して圧力を測定値よりも低く見せかけて、結果ターボのブースト圧を高めるものだ。これは出力が上がる。
K&Nのエアフィルターは純正のフィルターを置き換えるもの。吸入効率が良いらしく、これも多少の出力アップに寄与していると思われる。
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今回装着したのはハイブリッジファーストのパワーチャンバーだ。
目的と効果についてはショップのWebページを参照のこと。
このパーツ、楽天の公式販売サイトで売られているが、常に売り切れ状態。入荷日をチェックしていてもあっという間に売り切れてなかなか購入することができない。
確実な方法はハイブリッジファーストに直接電話して注文することだ。そうすると入荷したタイミングで代引きで発送される。自分もこれで数ヶ月待ってようやく届いた。
届いた日の週末は雪予報の雨で作業はできず。都内では全く雪にならなかったので山梨方面に走りに出た。
柳沢峠。
富士山周辺。
その翌週に取り付け作業。
エアクリーナーボックスの左側のパイプ部分が取り付け箇所だ。エアクリーナー→ターボユニット→インタークーラー→スロットル と空気が流れるが、インタークーラーとスロットルの間にパワーチャンバーが入る。
ホースバンドと車体に固定されたプラスティック製のパーツを取り外す。
スロットル側のホースバンドが外すのに難儀する。
スペースに余裕があればマイナスドライバーで回すところだが、自分はこれを使った。ヘッドは8mm のボルトになっているので、8mm のレンチでも回せるはずだ。
エアクリーナーボックスの一部分(画像中央の部分) をカットする必要がある。ボックス全体を取り外すのは面倒だったので、下にシートを敷いてのこぎりでカットした。
装着完了。
さて、肝心の効果だが劇的に速くなったという程ではなかった。しかし低回転域(1500rpmくらい)からアクセルを開けたときの回転の追従性がよくなった。普段街中を走るのに4000rpm以上回すことはあまりしないが、回すと結構速い。山道の上りでの変化についてはまだ確認できていない。
価格相応の性能を得られているかどうかはまだ保留だが、概ね満足している。見た目もかっこいいし。
ジムニー(jb64/jb74)用リアゲートストッパーの製作
ジムニーのリアゲート(リアドア)は横開きだ。そしてレバーを引いてドアを開けると全開する。何も気にせずにドアの開閉を行うと、後方の壁や車両にドアが接触する可能性がある。
この問題の対策として、段付きのダンパー や、ストッパーが発売されており、工夫して対策を行っている人も多い。
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ネオプロトのダンパー は微妙な使い心地との声も聞く。
APIO のリアゲートストッパーはなかなか良さそうだが、付けたままにしておくことができない。
例によって3Dプリンターで部品を作り始めた。
最初はこの位置にベースを接着し、パラコードを引っ掛ける。
パラコードには自在金具を付けて開度を調整できる。
アシストグリップは取り外しているので、自在金具にパラコードを通している。
ドアの上部に取り付けることで、車内へのアクセスの邪魔にならないのが利点。
これで役に立つのだが、パラコードを取り付けたままにしておくことができない。コードがドア枠のゴムのモールを挟んだ状態となるので、パラコードから雨が車内に侵入してしまう可能性がある。
そこでドアの内側にベースを作成。最初はもっと複雑な形状だったが、量産すると歩留まりが多そうでこの形に落ち着いた。両面テープでの接着に不安は残るが、今のところ外れそうな様子はない。突風など大きな力が掛かった場合はどうなるかわからないし、経年劣化で接着力が落ちる可能性もあり過信は禁物。
ヤクオフへの出品を開始しました。
新型ジムニー(jb64)のフロントグリルとフロントウィンカーを交換してデイライト機能を追加
これまであまり楽天で買い物をしてこなかったが、お買い物マラソンというイベントに乗っていくつかのパーツを購入した。
まずはフロントグリル。形状的には純正オプションのものと同じだと思う。塗装はされておらずABSそのままの黒。SUZUKI のエンブレムも付いていない。購入価格は8000円だった。この価格なら気分転換にグリルを変えてみるというのもアリだ。
同時に購入したのはLEDウィンカー。実際に購入したものはモーターファームのものと同じものと思われる製品。これも8000円で購入した。
自分はオレンジのウィンカーレンズが嫌とか、灯火機類は全てLEDにしないと気が済まないタイプではない。このウィンカーを購入した理由はデイライト として機能する白色灯を内蔵していることにある。
グリル自体の交換についてはここでは触れない。触れないが、ウィンカーユニットをグリルに取り付ける時にネジが入り辛く、力を入れたところグリル取り付け部の根元が少し割れた。ホットボンドを盛って補修したが、ここは気をつけるべきポイント。
LEDウィンカーはそのまま取り付けるとハイフラ状態になるので、付属の抵抗を使用する必要がある。ノーマルウィンカーに戻しやすいように、抵抗はコネクターを介して接続し、抵抗本体はボディに強力な両面テープで貼り付けた。
ウィンカーからは白い配線が出ていて、これがデイライト になる白色灯のものだ。プラスのバッテリーに接続すると点灯するが、デイライト として機能させるには考えなければならないことがある。
まず電源をどこから取るか。イグニッションに連動する電源を確保するためには、ヒューズボックスやオーディオの電源を引っ張ってくるのが定番だが、今回はエーモンのエンジン連動ON-OFFユニットというものを使ってみることにした。電源をバッテリーから取るが、イグニッションONを検知して通電する。
また、これは必ずしも必要ではないと思うが、ポジションランプ、ヘッドライトが点灯している時にはデイライト が消灯するようにリレーを追加した。
エンジン連動ON-OFFユニットとリレーの接続は以下のページを参考にした。
エンジン連動ON-OFFユニット、リレー、ヒューズボックスは3Dプリンタで作成したボックスにまとめて格納。(下の画像にはもちろん蓋が付く)
デイライト が点灯したところ。思ったよりも明るさがなく、視認性という意味ではどこまで効果があるのかいまひとつ不明。しかしジムニーのオートライトはそろそろ点灯して欲しいと思うタイミングで点灯してくれない感じで、夕暮れ時や雨天、曇天時には一定の効果はあるだろう。
ウィンカー点灯時はこのようになる。
エンブレムなしのグリルはシンプルすぎるという気がしなくもないが、悪くはないと思う。グリルをシンプルにしたらバンパーが厚ぼったく重く感じるようになってしまった。こちらもそのうち手をつけると思う。
新型ジムニー(JB64)、ルームミラー型ドライブレコーダーの設置と天井断熱加工
ジムニーのドライブラコーダーは前の車に取り付けていたケンウッドのものを使っていた。さほど不満はなかったが後方も録画できるモデルが欲しいと考えていた。一方キャンプに出かけるときなど、荷物をいっぱいに積むと後ろが見えなくなるし、ルーフに乗せると燃費が悪くなるのでどうしたものかと悩むことがあった。これを解決するのがルームミラー型のドライブレコーダーという訳だ。
ルームミラー型のドライブレコーダーは通常のバックミラーに重ねる形で設置する。バックミラー本体に前方を録画するカメラがあり、後方を録画するカメラと接続する。ディスプレイには後方の画像を表示するのが基本だが、前方の画像を映すとも可能だし、前後方を同時に写すこともできる。自分の購入したモデルだとディスプレイなは日時、向かっている方角、速度がオーバーレイで表示されている。ディスプレイを切ることもできて、そうすると反射で後方の像が映るが、もちろん鏡ではないので一応使えるというレベル。ディスプレイを切ってもドライブレコーダーとして録画は続いている。
ルームミラー型のドライブレコーダーを購入する上で一番悩むのが、どれを購入したら良いのかということだ。Amazon で売られているこの手のドライブレコーダーはほぼ全て中華製なのだ。国内メーカーの製品は皆無と言って良い。Facebook の自分のタイムラインによく出てくる広告があるが、これも中身はリアカメラ以外自分の買ったものと同じものように見える。値段はかなり高いが。おそらく筐体もパーツもソフトウェアもコモディティ化しているのだろう。
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購入したのは以下のモデル。タイムセールで 8,900円だった。
インストールの一番のハードルは後方カメラのケーブルを引き回すことだ。ケープルを極力見せずに配線するには内装を外す必要がある。今回、どうせやるならと思い、ルーフに断熱材を入れる作業も同時に行った。
まずはドライブラコーダーの配線から。電源は最近では見ることが少なくなった USB Mini-A。ダッシュボード内に設置してあるシガーソケットから付属の電源ケーブルを引き回す。ダッシュボードはグローブボックスとオーディオユニットを外し、次にドアのモールを外してからピラーカバーを外す。通常のレコーダー取り付けなら天井までは外す必要ないはずだが、断熱加工のために全部外す。みんカラなどを検索すると大抵の外し方はわかる。サンバイザーの留め具を捻って引き抜くというのが最初わからなかった。
GPSアンテナをダッシュボードの上に置きたくなかったのでオーディオユニットの上に置こうと考えたが、ギリギリケーブルが届かず断念。メーターパネルの中に取り付けることにした。メーターパネルは手前に引けば外れるが、結構硬くて外しにくい。
ここが最終的な設置場所
リアカメラの配線は、運転席側のドア後方まで天井脇。センターピラーの中を通して右のリアスピーカー上を通して後方へ。リアゲートのケーブル用のチューブに配線を通す。チューブは結構狭めなので、一度針金を通してからカメラのケープルを引き込んだ。リアゲートは内張を外し、左上部の防水シートをめくる。ヒーターのケーブルの穴からケープルを引き出したいがそのままだとコネクタ部分が邪魔でケーブルが通らない。そこでドアパネル内のヒーターのケーブルの長細いコネクタを外してケープルを引き抜き、カメラのケープルを通してから再びヒーターのケープルを戻した。あとは窓の外周にケープルを添わせれば良い。
ヒーターのコネクタをカバーする小さな箱状のカバーを3Dプリンターで作り、ケーブルはスパイラルチューブで巻いた。
購入したカメラは防水仕様のようで屋外設置する事を前提としているようだ。バンパー周辺に取り付けるのなら外でも良いと思うが、自分はできるだけ車体の上部に付けたかった。理由はなるべく高いとこらから見下ろす方が広い視界を確保できる事。車体下部に設置すると夜間に後続車のヘッドライトの影響を受けやすくなると考えた事だ。ただしそのままでは取り付けができなかったので、3Dプリンタで台座を作った。
カメラケーブルのコネクタ部分が大きいのでこれを隠すことができず、リアウィンドウ上部はケーブルが見えている。ケーブルの押さえは適当なものがなかったので、これも3Dプリンターで作成。
まだ長時間走っていないが、このドライブレコーダーは大きな問題なく機能している。
気になる点は、日中条件によりディスプレイの画像と反射像が混じって見にくい事がある事。ディスプレイに反射防止シートを貼ると解消されるはずだが、そうするとディスプレイを消して反射像を見たい時に使えなくなる。リアにスモークフィルムを貼るのは一つの解決策のようだ。ミラーの角度を調整することでもある程度改善するかもしれない。
また解像度は...に切り替え可能だが、一度エンジンを切って再始動すると元に戻ってしまう。まあ1080p のモノだと思えば良い。
夜間はISO感度が上がって映像がざらつく事があるが、肉眼よりもよく見えている。雨の日はまだ試していない。
フロント側の画像を見ると、ミラーで見る分には問題ないが、PCで全体を見ると安全サポート系のセンサーのカバーが映り込んでしまう。映り込むから困るということはないが…
画像の再利用について、GPSPlayer という Win版、Mac版のアプリが用意されている。ファイルは .TS という拡張子で映像とトラック情報がカプセル化されている。アプリから映像を書き出す機能はないが Handbrake というアプリで読み込めたので他のフォーマットに変換できそうだ。GPSのトラックログも取り出したいところだが、今のところ良い方法は見つかっていない。
ジムニーでは車中泊をすることがある。雪の積もる冬の新潟などでもジムニーで車中泊をしていて現状でも割と耐えられる感じだが、内装を外すついでに断熱対策してしてみようと思い実行した。
天井の内張は可能なら2人くらいで脱着をした方が良い。そうしないと内張が折れて跡が付く可能性がある。自分の場合折れたが幸運にも跡はほとんど目立たない状態になった。
天井はまず、全体をブレーキクリーナーで脱脂する。次に天井に制振シートを貼り付ける。最後に断熱シートを貼って内張を戻す。
制振シートはレジトレックスを選択。25x10cm 位の大きさにカットし、天井の凸凹をまたぐような形で貼った。
断熱シートは以下のものを購入。ちょうど良い大きさだった。10mm 厚。内張を戻すと若干厚みが邪魔しているような雰囲気もあったので、7mm の方がよかったかもしれない。
天井断熱加工の効果については冬の車中泊や夏の暑さ、大雨などを経験していないため、まだわからない。 今後確認していきたい。