ジムニー(jb64)の足回りをレインボーオートで変更してもらった

7月以降新型ジムニー の初回車検を迎える車が出始め、色々と車検適合/不適合の情報なども出揃ったタイミングで足回りの交換をしようと考えていた。

どのくらい上げるか、どのパーツを選択するか、どこで作業をお願いするかなど検討した結果、柏市のレインボーオートを訪ねた。ここで相談をして軽く見積もってもらったところ良さそうな感じだったので、正式に発注して10月の末に作業をしてもらった。

関東圏にはいくつかメジャーなジムニー ショップがあるが、なぜここにしたかというと、例えば APIO にお願いしようとすると APIO の製品を装着することが前提となってしまうこと。その点レインボーオートはニーズに合わせてフレキシブルに使用パーツを選択して提案してもらえると感じた。尚、近年のレインボーオートはサーキットを走ることに力を入れていて、自ら走行会を主催したりしているので下げる方向のチューンと思われがちだが、オンもオフも両立する足回りが可能という触れ込みに期待した。

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10月末の休日にレインボーオートを訪問して交換作業。メニューは以下の通り。費用は工賃含めて35万弱。

  • コイルスプリング (2インチアップ)
  • ショック (2インチアップ対応)
  • ブレーキホース (ステンレスメッシュ)
  • 強化ウレタンブッシュ
  • フォーミュララテラルロッド(前後)
  • オートライトレベライザーロッド
  • クロスメンバー
  • フレックスアーム(改) リア

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これがフレックスアーム(改)、通称ヒレックスアーム。ショートアームの接合部がピロポール化されている。

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装着状態。

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リア周り。コイルスプリングはグレー。(ボディと同色) ラテラルロッドが青いのはまだ保護フィルムが付いているため。ショックはガブリエルというメーカーのもの。https://gabriel.com/light-vehicle/products/proguard/

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フロントアームには強化ウレタンブッシュ。

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スタビライザーリンクもリフトアップに合わせてショート化。

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おおよそ午前中で作業が終了し帰路へ。全体的な乗り味は硬めな印象。全体が馴染んで走行を重ねるとまた変わってくるかもしれない。リフトアップをしてサスペンションのストロークも長くなったのでロールはするが、怖さは全くない。そして路面のうねりなどで気持ち悪く左右に揺られる現象が解消されている。高速道路も安定している。

未舗装路について、林道をゆっくり走った感じはそれほど大きな変化は感じられなかったが、河原フラットダートでスピードを出したところ、リアが良く動いて路面に追従していることが感じられた。

また、山道については限界が上がっている印象。ただ、コーナー手前で強めにブレーキングすると、イン側のフロントタイヤでESPが作動するようになってしまった。これはちょっと気持ち悪い。VSCキャンセラーを付けた方が良いのかもしれない。

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奥多摩某所にて。

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ここへ行った後、フロントからタイヤの回転に同期する異音が聞こえてくるようになり翌日は解消したが、4Hに入れるとインジゲーターが点滅状態となり、前輪が駆動しない状態となってしまった。ディーラーに行ってみてもらったところ、エアロッキングハブのバキュームホースの一部が破損してエア漏れ状態となっていた。エアを指で塞ぐとエアロッカーが作動する。

レインボーオートへ電話すると対応してもらえるということでホースの交換をしてもらった。おそらく脱着の時に少し無理を掛けてしまったのではないかとのこと。深刻な問題ではなくてよかった。