ジムニースーパーラップ2022@茂原ツインサーキット

普段カスタムでお世話になっているレインボーオートが主催するイベント、ジムニースーパーラップに参加してきた。

ジムニーの走るイベントといえばオフロードが普通だが、これはサーキットを走るイベントだ。本格4輪駆動車で何を好き好んでサーキットを走るのか、と思う人が多いと思うが、世の中には変わった人たちがいるのだ。レインボーオートはその旗手。

自分はリフトアップ仕様でオフを走ることを前提としているが、本来峠のくねくね道を走るのも好きなのでこういうのも大好物。とりあえずビギナークラスで参加することにした。

rainbow-auto.jp

車両に関するレギュレーションはルーフラック、背面タイヤは取り外すこと。スーパーラップクラスは加えて4点式以上のシートベルトが必須。

装備はヘルメット、グローブ、化繊ではない衣類またはレーシングスーツ。

本気で走る人たちはダウンサスをつけたりトレッドを拡張したりしているが、自分はそこまでお金は掛けられないのでタイヤのみを新調することに。幸い純正アルミを使わずに保管していたためこれを利用した。

タイヤはSHIBATIREを試してみることにした。SHIBATIREはレース用のタイヤを設計し、中国のレイダンというメーカーがOEMで製造している。そして安い。1本1万円前半で買えるのだ。選択したのはTW280というタイヤでサイズは205/55R16。タイヤ径はだいぶ小さくなる。TW280はハイグリップではあるがSタイヤではないため、普段使いが可能なたいやとのこと。実際1ヶ月ほどこのタイヤで過ごしたがなかなか快適だった。

shibatire.com

205サイズだと幅がギリギリなので、念のためにゴム製のフェンダーモールを買って取り付けた。

全体の姿はこんな感じ。サスペンションは2インチアップなのにタイヤが小さくなっているのでチョロQ的な雰囲気。しかし走りに違和感はない。

 

当日の天気は昼頃雨が降るが午前中はなんとかもつという予報だったが、走行開始早々から雨が降り出し、時折雷が鳴る強い降りとなってしまった。結果、3本の走行すべて完全ウェットコンディション。3本目は雨が上がって路面の水もだいぶ少ない状態で一番早いラップが出た。1分09秒5。早い人たちとは10秒くらい差があるが、ビギナークラスの中では速い方だったと思う。

シバタイヤのグリップは雨の中でも全く不安なく、もっとコーナーリングスピードを高くすることができたかもしれない。ブレーキングはすぐにABSが動作してしまい難しかった。ホームストレートで3速から4速に入れて1コーナーで3速に戻すというシフトチェンジだったが、もう少しスピードが高くなると3速ではレブリミットが効いてしまうので4速に入る場所が多くなると思う。

自分の最速だったラップがこれ。1周終わって1コーナーの立ち上がりでインリフトしてしまい焦っているところが見どころ。ちなみに撮影は iPhone14 Pro のアクションモード。車に固定しているのにそういうふうに見えない。


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以下撮影していただいた画像。

 

来年は4点式シートベルトを用意してスーパーラップクラスで走る。