新型ジムニー納車! そして早速ツーリングへ

10月27日、新型ジムニーがようやく納車となった。一旦28日の納車と決まっていたが午前中は埋まっていて午後になるとのことで急遽前日の夕方に振り替えてもらった。先行予約で納車までに4ヶ月近く掛かるとは思っていなかった。

tonochang.hatenablog.com

tonochang.hatenablog.com

tonochang.hatenablog.com

tonochang.hatenablog.com

tonochang.hatenablog.com

tonochang.hatenablog.com

 購入したモデルは XC の MT、色はミディアムグレー。色については実物を見ることができない中での注文だったので少々不安だったが気に入っている。キネティックイエロー、ジャングルグリーン、シフォンアイボリー辺りが人気色のようだが大人気の新型ジムニーの中で人気色を外して買うことになったのは良かった。(ネット上での観測範囲での印象なので実際はどうかわからないが)

オプションは防水トレー型のマット、ナビは少し迷ったがパイオニアのモニター付DVD/CD/USBプレーヤーを選択した。これはナビではないが Apple CarPlayAndroid Auto に対応していてナビ画面を表示することができる。Apple CarPlay は iOS12 からApple の地図アプリ以外の対応地図アプリも表示可能となっていてこれを試してみたかった。他にも何点か気になるオプションがあったが、後から追加の容易なオプションは省いた。

ETCとドライブレコーダーは持ち込みで取り付けをお願いしていたので朝一で持参。日中用事を済ませて夕方納車となった。

f:id:tono-p:20181103220613j:plain

f:id:tono-p:20181103221453j:plain

Lupo GTI

これまで乗っていた車はフォルクスワーゲン Lupo GTI。ジムニーよりも軽い 1t の車体に1.6l エンジンと6MT。山道を走るのがとても楽しい車だった。自分はオートバイ乗りでもあるが、中低速コーナーの続く山道は Lupo の方が速く走れる気がしていた。過去の車歴でジムニーに一番近いのは FIAT Panda 4x4 だと思う。現行モデルではなくてジウジアーロデザインのものだ。直線基調のデザインやクラムシェルのボンネットなどデザイン上の共通点を感じるし、速度レンジもジムニーに近い。4MTで1000ccのSOHCエンジンは決して速いくるまではなかったが走らせて楽しい車だった。

 

さて、新しい車を手に入れたからには走らなければならない。折角なら車中泊も試してみようと思い午前0時過ぎに走り始めた。MTはシフトチェンジでクラッチを繋ぐタイミングとアクセルを踏むタイミングが Lupo GTI のものとは異なり半クラ状態が長くなってしまう。アクセルを踏むタイミングが早いらしい。シフト自体は Lupo 程ではないが入りは良い。ニュートラルから1速への入りが時々悪い事を除けば。ずっと6MTだったので5速から6速へ入れようとしてしまうがレバーを手前に引いてもリバースに入ることはなく4速に入る。リバースに入ったら間違いなく壊れるので当然か... クラッチペダルの横にフットレストが欲しいがそのうちどこかが作るだろう。今はペダルの斜め左前方に足を置く感じになっている。またブレーキのフィーリングは違和感なく、必要十分な効きと感じた。

高速道路は100Kmまで出してみたがこの速度域での不安感は全くない。またジムニーだと高速道路で積極的な走りをしようとは全く思わないこともあって、淡々と走ることができるクルーズコントロールが有効だと感じた。(良いペースで走るときは高速道路でもコーナーの手前で微妙にアクセルを抜いたり立ち上がりで少し開けたりするのでこれまでクルーズコントロールを使う事が殆どなかった)ジムニーでこれ以上のペースは慣らしが進んだ後に試したいと思う。

XC に装備されているLEDヘッドライトは明るくて視認性が高い。これならもうHIDを選択することはないと実感する。オートの設定にしておくと周囲の明るさに応じてヘッドライトが自動点灯する。トンネルが連続するような道で点灯/消灯を車任せにできるのはありがたい。ハイビームアシストも便利だが、こちらはカーブが連続するような道での対向車に対応できない事があった。これは自動と手動を使い分ける必要がありそうだ。

夜中走って奥日光の戦場ヶ原、三本松駐車場にやってきた。納車翌日に早速車中泊だ。これまで車中泊をしながら旅行をするようなことは殆どしたことがないが、山に行くときは夜中に走って登山口近くで仮眠をしてから登り始めることが多い。Lupo GTI は後席を畳むことができるが、そうすると後席の座面が立ってしまいそのままでは体を伸ばして横になることができない。そこで立った座面を避けるようにイレクターパイプで足場を作り、ここに板を渡してベッドを作っていた。こうすると横になることはできるがルーフまでのクリアランスがとても狭く、体を横にすることはできるが体を起こすことが全くできず、本当に横になって寝ることしかできない空間だった。一方ジムニーはシートアレンジのみでフルフラットな環境ができる。自分の身長だと十分に体を起こすことができるので一人なら十分快適に一晩過ごすことができそうだ。

f:id:tono-p:20181103220621j:plain

Jimny の車中泊

f:id:tono-p:20181103220650j:plain

f:id:tono-p:20181103220641j:plain

朝の戦場ヶ原

f:id:tono-p:20181103220627j:plain

紅葉のカラマツの向こうに男体山


 朝食を済ませ、山王林道で川俣方面へ。正式には奥鬼怒スーパー林道の一部であるが、光徳牧場から川俣温泉まではこう呼ばれることが多い。路面は全面舗装だ。光徳側はカラ松の紅葉が楽しめ、川俣側は広葉樹の紅葉が楽しめた。林道なので傾斜のきついのぼりが多いなか、言われている通り2速と3速の間が広いことを実感した。一応慣らし運転と思いエンジンの回転を4000rpmまでとして運転しているたが、4000rpmpで2速から3速へシフトアップすると3速でトルクが乗らずに失速気味になってしまう。平地ではあまり気にならないしもっと上まで引っ張ってからシフトアップすればよいことではあるが... また路面の悪いところでは横方向に良く揺れる。これはリジッドアクスルの定めか。

セーフティサポートは車線逸脱の警告が度々鳴るがまあ許容範囲。必要がない場面で緊急ブレーキの警告がなることが2度程あったが実際にはブレーキまでは掛けられていない。自分は過去2度ほど極低速で停止している前方の車に追突してしまったことがあるのでブレーキサポートが正しく機能してくれるならありがたい。(一度はマンハッタンでBMW 5シリーズに追突してバンパーにへこみ傷を作ったが、乗っていたインド人がスモールダメージだと言って許してくれた。こちらは長期レンタカーのジーラングラーの新車でよく見ると跡がわかったがそのまま返却した。)

f:id:tono-p:20181103220932j:plain

f:id:tono-p:20181103220928j:plain

f:id:tono-p:20181103220922j:plain

f:id:tono-p:20181103220917j:plain

美しい紅葉を堪能する

 川俣湖から更に県道249号線黒部西川線の狭路と紅葉を楽しみ湯西川温泉共同浴場でお湯に浸かり、栃木でジャガイモ入り焼きそばと岩下の新生姜ミュージアムを楽しみ渋滞の高速道路を避けて一般道で帰宅した。

結局430km走った。インフォメーションの平均燃費は16km位だったと思うが満タン計測では14km/l 。これだけ走ると運転にだいぶ慣れてきた。 Lupo GTI と比べると気持ちの良い速度域がだいぶ低いが、それは悪いことではない。移動時間の差なんてたかがしれているし免許にも優しい。