出発

朝6時に自宅を出発。準備に時間が掛かったこと、遅刻する訳にはいかないこと、それから飛行機の中で眠れる事を期待して前日から寝ずに出掛けることにした。
池袋から成田エクスプレス。新宿発は多いのだが、池袋発の便が少ないのが少々不便だ。
そして初成田。電車を降りて最初に現れたお店で米ドルへの両替を行うが、これは失敗だった。お店によってレートが違うのだ。チェックした中では出国審査入り口脇の三菱東京UFJが一番よさそうだった。チェックインカウンターはクラスによって明確に別れている。もちろん大多数はエコノミーな訳で、ここだけ大行列が出来ている。スーツケースは28kg代だったが、追加料金は請求されなかった。空港は皆マスクをしているのかと思ったが、装着率はあまり高くなかった。自分はマスクが苦手な方なのでしていない。ちなみにアメリカではマスクをしている人は殆どいないらしく、マスク姿で街中を歩いていると指さして笑われたりすることもあるそうだ。
 
departure
 
その後は展望デッキに出て飛行機見学をし、ショッピングモールを覗いた後出国ゲートへ。搭乗ゲートで同行者の2人と落ち合い、ほぼ時間通りに出発。11時発のANA便。飛行機はほぼ定刻通りに出発したと思うが、離陸までに30分ぐらい掛かった。こんなものなのか。
シートベルトサインが消えるとまず飲み物のサービスがあり、それほど時間を置かない内に昼食となった。メインは白身魚の揚げ物とご飯。それにサラダ、チーズ、ピクルス、麺など色々。どれもなかなか美味しかった。機内では映画を2本見た。1本は感染列島。タイムリーな映画だが、タイムリーすぎて全日空は上映を中止するそうだ。見る人はわざわざ選んで見るのだから、不謹慎だとか言ってプログラムの存在を批判するという神経は理解できない。もう一本は四日間の奇跡という邦画。ちょっといい話だった。
折角空港の無印良品で首が固定できる空気枕など買ってみたのだが、少しうとうとしただけで結局あまり眠れなかった。
 
airline food part 1
 
map
 
view from airline
 
airline food part 2
 
12時間のフライトを経て、しかし日付は出発時間よりも早い18日の10時過ぎにニューヨークの JFK 空港に到着。入国審査は一言も言葉を交わすことなく写真と指紋を採られて通過。到着ロビーには現地法人のスタッフが向に来てくれていた。
現地では二人一組でアパートに入居することになるのだが、3人のうち自分を含めた2人はまだ入居の準備が整っておらず今週中はホテル住まいだ。
とりあえずホテルに荷物を置き、オフィスの1Fカフェテリアで担当者に挨拶をした後、Dinner でランチ。自分の頼んだBLTサンドはなかなか美味しい常識的なサイズだったが、他の人のサラダとか、ハンバーガーの付け合わせのポテトなどはかなり大量。
 
仕事場
office
 
その後、ラジオショップへ行きプリペイドの携帯電話を購入。AT&T の go phone。一番安かったサムソンの電話機($14.99)と$25の通話カードを購入。通話カードはあとから買い足して補充することが出来る。ちなみに発信だけではなく受信時にも料金が掛かってしまう。
日本で使用していた電話だが、AUは以前使用していた MEDIASKIN が グローバルパスポート GSM に対応している事になっていたので試してみたが、圏外となってしまい使用できない。iPhone は使用可能だが、この電話番号を知っている知り合いはいないはずだ。iPhoneパケット通信をしないとその能力を発揮できないのだが、データローミングをしてしまうと課金が大変なことになってしまうので現在のところOFFにしている。
その後、スーパーで少し買い物をして、パン屋で夕食用のサンドイッチをテイクアウトしてホテルへ戻る。
ホテルの周辺は若干治安の悪い雰囲気があり、夜の一人歩きは少々不安がある。室内はなかなか綺麗だ。洗面/バス/トイレはもちろんユニットではないし、ベッドは枕が3っつ並んでいるキングサイズ。大型のテレビがあって、速度は遅いがインターネット接続のWi-Fi環境も用意されている。
メールをチェックしながら夕食を摂り、そのままうとうとしてしまった。0時頃再び起き出し、入浴後明日の準備をして再びベッドに入る。
 
hotel