Niagala Falls 2010 (二日目)

ホテルは食事なしなので、朝食はドーナツ店に入った。こちらでは、Tim Hortons というお店が幅を利かせている。カナダのプロホッケープレイヤーが始めたお店だそうだが、NY州の北部にも進出しているようで、Dunkin よりも沢山見かけた。両者の違いはよくわからなかったが...
食後、免税店で少し買い物をしてから再びアメリカへ入国。入国時の質問はカナダ側とそれほど変わらなかったが、今日はトランクの荷物もチェックしていた。
さて、とっとと帰りたそうな雰囲気に気づかない振りをして、ナイアガラから東へ20mile程いった Lockport という街へ向かった。どこに目的の場所があるかハッキリとは判らなかったが、カーナビでカメラマークのアイコンを見つけ、ここへ行ってみたらビンゴだった。エリー湖オンタリオ湖の間には長い運河が造られている。開かれたのは1825年だそうだ。
 

View Larger Map
 
そして見たかったのは locks という機構だ。運河の高低差を解消するために、ここでは3カ所の水門を設置し、その中の水量を調整することで訳15m の高低差を解消している。見ていると、下流から船がやってきてその様子を実際に見ることが出来た。
 
船が入ってきた。この船は運河観光用の遊覧船らしい。
Erie Canal
 
下流の門が閉まる。
Erie Canal
 
目の前には少し高い位置に水門があるが...
Erie Canal
 
水位が上がる
Erie Canal
 
上流の Locks との水位差がなくなると水門が開く。
Erie Canal
 
Erie Canal
 
そして...
Erie Canal
 
もう一度同じことを繰り返す
Erie Canal
 
現在では輸送手段としての運河の役割は終わっているのだと思うが、200年近くを経てまだしっかりとシステムが維持されているのが凄い。なお、運河沿いにはサイクリングロードなども整備されているようだ。
 
さて、ここからはひたすら走ってニューヨークへ。後半の訳300mile は自分がハンドルを握った。途中何カ所かの工事渋滞で時間を費やしてしまい、21時頃に戻ってきた。