Washington D.C.
独立記念日の三連休の初日、日帰りで Washington D.C. へ出掛けた。D.C. では独立記念日の7月4日に様々な催し物やパレードが行われる。これを目当てに泊まりがけで出掛ける同僚のグループもいたが、我々は車で日帰り。うちから Washingon D.C. まで246mile、約400kmの旅だ。
朝6時出発。マンハッタンを抜け、西へ向かう。
これからマンハッタンへ。明日は大規模な道路封鎖があるようだ。
マンハッタンからニュージャージーへ抜ける Holland Tunnel
こちらの高速道路は原則無料だが、新しい路線や橋、トンネルなどは有料だったりする。無料の区間にはパーキングやサービスエリアなどはなく、食事や休憩、給油には高速を一旦離れることになる。所々出口にそのための案内が出ている。有料区間が続くところでは日本と同じようなサービスエリアがあり、食事や給油が可能だ。暫く走ったところで朝食タイム。ダンキンドーナツへ入った。こちらではダンキンドーナツはいたるところにある。
再び高速に戻り走り出すが、カーナビの指示に従って走っていると高速を降りることになってしまった。今更戻るのも時間の無駄だ。設定をチェックしてみると、有料道路を避けるルート設定になっていた。カーナビを当てにしすぎてはいけないということだ。
フィラデルフィア。かなり大きな都市だ。
11:30頃、ワシントンに到着。中心地から少し離れた住宅街に車を停めて散策開始。
まず始めに辿り着いたのが国会議事堂。建物に入ろうとするとすぐに警官に制止されるが、周辺の出入りは全く自由だ。
スポーツスターの白バイ。
Pennsylvania Ave をホワイトハウス方面へ歩く。
こんなモニュメントが至るところある。
こんな建物も沢山。これは National Archives
FBI。本部かどうかは不明。
教会か何かかと思い近づくと、郵便局。
独立記念日だからなのかいつもこうなのか判らないが、建物一面に星条旗。ここはホテルだった。
そしてこれがホワイトハウス。
当然中には入れないので、歩道は人だかりに。
ホワイトハウスのほぼ正面に立つワシントンメモリアル。
正面はリンカーンメモリアル
ここは National World War II Memorial。
噴水を取り囲む楯には州名が刻まれている。
リンカーンメモリアルへ。
ここからはタクシーで移動して The National Air and Space Museum (国立航空宇宙博物館)へ。ここはスミソニアン博物館の一つ。スミソニアンはワシントンに16ある博物館、美術館、動物園の総称だ。そしてその全てが無料で公開されている。
とりあえず中にレストランがあるはずなので昼ご飯と思い入ってみると、マクドナルドだった。しかし、同行者の一人はチキンが美味しいとしきりに感心していた。
さて、展示。
アポロ11号の月面探査船。(実物) かなり大きい。
ロケットいろいろ。
アポロとソユーズの接続展示。
ここは航空機とコンピューターとの関係についての展示。機体の設計に関するもの、機体のコントロールに関するもの、航行に関するものといった感じ。これはスーパーコンピューター Cray-1。内部の配線が凄い。
これはGPS受信機。車のバッテリーくらいの大きさだ。
宇宙開発の展示。アメリカとソ連の宇宙開発の歴史が壁づたいに年表になって表されている。
月の石を期待していたのだが、イマイチ良くわからない小さなスライスされたものしか見ることが出来なかった。(現在は自然史博物館で展示されていた)
ライト兄弟の機体。
リンドバーグが大西洋横断を行った機体。どうやって前方を確認しているのかわからない。
無人の飛行機。
エアレース用の機体。
最後はジェットエンジン。
うちの近所でも時々見かけるのだが、ワシントンにも沢山のリスがいた。間近で見ると愛嬌があってかわいい。
最後にお茶を飲んで、夜7時前に帰宅の途に。4時間30分ほど掛かって家に帰り着いた。
帰りはカーナビの設定を有料道路可にしたところ、ニュージャージーからロングアイランドまでをかなり割高なルートで走られてしまった。やはりカーナビに依存しすぎてはいけないということだ。それでも往復800km がガソリン代と高速代を合わせて $80代で収まった。疲れはするが一番安い交通手段ということになる。