Audi TT 整備

月末に期限が切れる State Inspection のついでに、幾つかの整備をお願いした。State Inspection は毎年義務づけられている車検だが、検査の費用は $37。車の修理工場やピットを持つガソリンスタンドなど、どこでも検査可能だ。日本のように毎年課税される税金などもない。
TT の購入から1年が経過し、おおよそ 1万mile 走行した。Stop & Go を繰り返す日本とは車の使われる条件が異なるとはいえ、そろそろ10万mile に届こうとする車なので、次のような整備を依頼した。

タイミングベルトは交換の履歴が判らないので、安心の為にはここらで交換しておくべきと思いお願いした。ウォーターポンプは位置的にタイミングベルト交換のタイミングで変えておくべきという情報が多かったのでこれも一緒に依頼した。ベルトテンショナーも変えている。
サスペンションはこれも10万mile ならダンパー機能がかなり低下していると判断し交換をお願いした。日本なら社外品のモノに交換するのだが、社外品はほぼ全て車高が下がる。しかしこれ以上車高が下がると雪の時に辛いのだ。そういう訳で純正品の交換となった。
費用は $2,000 を超える額となった。が、それなりにエンジンも回すし調子良く走る為の投資だ。
さて、暗くなってから試走に出掛けた。Long Island の海沿いに近い高速を反時計周りで走る周回コース。サスペンションの変更の効果が大きいだろうと期待したのだが、これが思いのほか変わっていない。大きなギャップはショックが大きいし、路面の悪い所では前後のピッチングなどもピタッとは収まらない。ここまで変化が感じられないのは、以前のオーナーがどこかのタイミングで変更したからなのか... やはり社外品を選択すべきだったか。
JFK Airport の近くでオドメーターが 99999 を示し、10万mile の大台に乗った。慌ててカメラを取り出したが、高速走行中なのでこんな事に。
99999miles