St. Martin への旅、あるいはパスポート盗難の記録(Day18)

今日は NY総領事館の担当の方が出張で不在とのことだったが、午後になって別の旅券担当の方と話をすることが出来た。
それによると、東京からの指示はトリニダード・トバゴ日本大使館に対して、手続きを強力に進めるようにという事だったそうだ。パスポートの代理申請/受領にしても、申請時は専用の用紙に自筆で記入と署名をしなければならず、申請書の往復とパスポートの送付を考えると10日は掛かってしまうというのだ。
こういう指示が出てしまった以上、NY総領事館としては独自の動きは出来ないとのことで、念のために旅券の申請書と日本へ帰国するための渡航証の申請書をホテルへ送って貰うこととなった。
改めてトリニダード・トバゴ日本大使館へ連絡すると、再度文書でトリニダード・トバゴ政府へ要請をしているとのことだったが、どうも事が一気に動きそうな雰囲気を感じない。Photo ID が無いのがネックなどと言われていたが、この状況で自分の身分を確認し、保証することが出来るのは日本大使館ではないのか? 旅券の情報はシステムで参照できるはずで、我々が身分を保障する、空港で身柄を引き受けるなどと言ってくれても良さそうなものだが…