Summer Trip for New England -day 3-
朝のキャンプ場。ここも駐車スペースとテントスペース。ピクニックテーブルと火を起こすスペースが付いている。隣のサイトとは随分間隔がある。そして実際にどのくらい守られているかは定かではないがアルコール禁止だ。使用量は $17 だったが、オンラインの予約サイト使用料が $10 近いのには閉口する。
ここで少しゆっくりしていこうかとも思ったが。先を急ぐことにした。Cape Cod をじっくり堪能していないのだが、それはまた今度ということにして1カ所だけ灯台を見に行くことにした。それがここ、Nauset Light House。
駐車場は有料で1日$15というのでどうしようかと考えたのだが、少し先に 30分限定の駐車スペースが3台分だけあった。さて、この灯台は Cape Cod Potato Chips のパッケージのモチーフとなっている灯台なのだ。
http://www.capecodchips.com/
この灯台は現役を退き移築されたものなのだが、Three Sisters Lighthouse と名付けられ 400m ごとに3つ連なる灯台だったそうだ。
そしてここへやって来た。Potato Chips の工場だ。常時工場の様子を見学することが出来、ギフトショップが併設されている。写真撮影不可と書かれていたので中の写真はなし。Cape Cod Potato Chips は普通のポテトチップスとは少し異なり、Kettle Cooked と言われるタイプのものだ。製法がどのように違うのか分からないが、通常のポテトチップスよりも厚みがあり固めの食感が特徴だ。日本では売られていないタイプのものだと思う。大手のスナックメーカーからも Kettle Cooked のポテトチップスが売られているが、Cape Cod はそれ専門だ。工場では皮が剥かれ、カットされ、フライ、乾燥、選別、パッケージ と一連の行程を窓越しに見ることが出来る。揚げたてのポテトを自由に食べられるコーナーなどあれば良いのだがそれはなく、お一人様2個限りの試供品を持ち帰ることが出来る。営業は平日のみだが、ここもおすすめスポット。
走行中、またオイルランプが点灯してしまったのでスーパーで 1qt購入。ほんとうにオイルを消費する車だ。
そして Boston へやって来た。ここは 松坂の Redsocks で有名だが、アメリカ建国の地として最初に栄えたところだ。New England 地方は、Connecticut、
Maine、Massachusetts、New Hampshire、Rhode Island、Vermont という北東部の州を指すが、ここは 17世紀に May Flower号が到着し、アメリカの歴史が始まった地域である。地名にもイギリスの地名そのままの街だったり、New London など、New なんとかという地名を多く見かける。いま読んでいる John Irving の「オウエンの為に祈りを」は New Hampshire を舞台にした物だが(この作者の物語の舞台は常に New Hampshire だ)、オリジナルの入植者の家柄などという表現が頻繁に出てくる。そんな訳で、Boston は古い建造物が多い。そして、大学が沢山ある。
今日の目的地はここ。Massachusetts Institute of Technology、MIT だ。MIT Museum ではロボット開発の歴史やその過程で開発された機械の展示、ホログラフィ、ピタゴラスイッチ的な仕掛けを主にワイヤーで作る人の展示などが行われていた。沢山写真を撮ったが、個人利用に限り可。写真共有サイトで不特定多数が閲覧可能な状態は個人使用ではない、と明記されていたので非公開だ。
高尚な落書き
こんな工場設備も大学の一部のようだ
学内は割と自由に出入りすることが出来、うろうろするとなかなか楽しい。定期的に案内ツアーも行われているようだ。カフェや売店を見て回るのも良い。
ここはバークリー音楽大学。ポピュラー音楽や Jazz などを専門に教える大学だ。ここ出身の有名アーティストは結構多い。
夕方、市の中心から少し外れたホテルにチェックイン後、自転車を出して再び市内へ出掛けた。
ホテルからほど近いビーチ。Old Harbor。
停泊中の大型客船。Caribbean Princess は New York からのクルーズツアーが行われているようだ。
こんな帆船クルーズも。
焼きガニの店なのかとおもったら、Barking Crab であった。沢山人が並んでいた。
中心街。New York もそうだが、こういう遊べる噴水が結構ある。みんな楽しそう。
Segway Tour。結構人気らしい。
こんなパフォーマンス。
Faneuil Hall。歴史的建造物もお店として使われている。
夕食はここ。Boston Chowda。
Clam Chawda を Bread Bowl に入れたもの。スープが染みたパンも当然食べる。
トマトベースの Mahhattan clam chowder に対して、New England スタイルはクリームベースのもの。でもトマトベースの clam chowder はまだ食べたことがない。
帰り道。
