笑う大天使(ミカエル)

ヤフオクで入場券を落札し、この夏公開の映画「笑う大天使(ミカエル)」の舞台挨拶付試写会に行ってきた。
今回、この入場券が手元に来るまでいろいろあった。先週後半に掛けて、この試写会の入場券が何枚も出品されていてウォッチしていたが、結構高値が付くので見送っていた。1枚で2人の入場が可能だが同行者がいる訳でもなく、公開後の価格(1800円)以上を出す気はなかった。23日も何枚かが落札されていくのをウォッチしていたが、遅い時間になって開始価格1000円で、入札者がいない出品があり、終了残り1分で応札しようと思った。秒単位の作業で少しあせっていて、1000 と入力したところで自動補完機能が効いて 10001 と入力されてしまったことを見逃して、応札ボタンを押してしまった。結果、希望落札価格の5000円で落札したことになってしまった。しばし呆然...
しかしいくら何でも試写会に5000円は出せない。評価悪化を覚悟して不連絡も考えたが覚悟を決めて値切りメールを出した。2000円しか出せないと。出品者はいい人だった。5000円落札時のシステム料の差額を含めて2150円で許してくれた。舞台挨拶込みでこの価格なら許容範囲。
入場券はクロネコヤマトメール便で24日の午前中に発送された。25日中には到着すると思っていたが届かず。当日の午前中になってもWebの荷物トラッキング情報は江東区の営業所のままだ。昼過ぎに郵便受けを確認しても届かない。これは無駄金を使ってしまったか、と思ったが14時過ぎにトラッキングで投函完了の表示。16時前に郵便受けを再度確認すると届いていた。なんとかセーフ。
川原泉原作の少女漫画が原作のこの作品、原作は未読。主演の上野樹里目当てだった。「スウィングガールズ」はDVDレンタルだったが、「亀は意外と速く泳ぐ」は劇場に見に行った。ヒロイン役で「サマータイムマシン・ブルース」というのもあるがこれはまだ観ていない。
開場18:00の15分程前に会場の科学技術館に到着。既に結構な行列。18:30から舞台挨拶。上野樹里関めぐみ平愛梨、監督の小田一生が登場。3人娘はミカエル学園の制服姿。上野樹里はスクリーンで観るよりも普通な女の子。話し方は作品のそれは違う印象だった。一通り挨拶が終わるとプレス向けの撮影タイム。こういうの初めて観た。そして、CMとか延々と続く映画の予告編とかなしにいきなり映画が始まった。
肝心の映画の中身だが、ちょっとは泣けるところもあった。上野樹里は可愛かったし彼女の関西弁も良かった。(元々関西出身)関も平も良かった。 が、作品としてどうかと言われると...原作を読んでいたらもっと楽しめたかも知れない。もう一度お金を払って見に行ったり、DVDを買ったりすることはないと思う。
ところで科学技術館の駐車場は3時間まで400円。以降1時間毎に100円という安さ。自転車を積んで出掛けたりするといろいろ応用が利きそうだ。
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