京都に映画を見に行く(1日目)

今年の正月に帰省したときに、東京都写真美術館で、ドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー」の無料の上映会に行った。これはNYCに住む夫婦(本郵便局員と図書館司書)が自分たちの給料で買える事とアパートに収まるという基準で現代アートの作品を買い続け膨大なコレクションを築き、そしてこれを一点も売却することなく、National Museum に寄贈するまでを追った映画だ。監督は佐々木芽生というに日本人女性。
そして、原題 Herb & Dorothy 50x50 という続編が出来た。点数が多すぎて管理しきれない彼らの寄贈コレクションを全米50州の美術館に50点ずつ、2500点を贈るプロジェクトを追ったもの。
この映画、名古屋でも4月に上映されていたのだが、名演小劇場という映画館をチェックしておらず見逃してしまっていた。先の上映予定を観ていたら京都で8月からというのがあったので、映画を観てついでに京都で少し遊んでこようと思いついた。
 
過去、京都を訪れたのは中学と高校の修学旅行のみ。あとは西へのツーリングの時に通過するかちょっと立ち寄るくらいだったので、相当久しぶりの京都ということになる。上映は夕方からだったので、折角ならと思い一泊することにした。
http://www.herbanddorothy.com/jp/
http://vogel5050.org/
 
天気は悪くなさそうなのでバイクで出発。米原で高速を降りて琵琶湖湖畔へ。半時計周りで琵琶湖を回るのだ。
奥びわスポーツの森という公園の池でハスの花が咲いていたので、これを見る。
蓮@奥琵琶スポーツの森
蓮@奥琵琶スポーツの森
蓮@奥琵琶スポーツの森
湖北
 
そして奥琵琶パークウェイを走る。この道、県道512号線は北上のみの一方通行なため、半島の西側から入ることになる。路面はそれほど良くないが、アップダウンがあり、景色が良い。一方通行だからと道幅をいっぱいに使って走るのは禁物。なぜか対向車あった。
奥琵琶湖パークウェイ
奥琵琶湖パークウェイ
 
ぐるっと回り込み、比叡山はまたの機会として大原経由で京都市内へ。
 
本日の宿泊はピースホステル京都というところ。京都駅の南口近くにある割と新しいドミトリー形式の宿。なかなかきれいなところだ。朝食は簡単なものだが無料で食べることが出来る。
客層は場所柄か外国人が多く、この日の日本人と思われる客は自分だけだったような気がする。近くに安くとめられる二輪用の駐車場があることを確認してここに決めたのだが、敷地内に停めることが出来た。
http://www.piecehostel.com/jp/index.html
 
チェックイン後徒歩で外出。
京都駅から地下鉄で四条烏丸へ。京都の地下鉄はあまり本数が多くないな。歩けば良かった。そして京都シネマでチケットを購入し、時間まで周辺をぶらぶら。少し裏道に入ると町屋の家並みがあったりする。ひとしきり歩いてカフェで軽い食事とお茶。
京都タワー (Kyoto Tower)
 
京都シネマは名古屋でのセンチュリーシネマなどと同じような規模、雰囲気の単館系の映画館であった。ビルのその他のテナントもおもしろい。そして、ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りものを楽しんだ。
 
8時を回って河原町方面へ歩いてみる。鴨川まで行くとなにやら賑わっている。鴨川納涼祭であった。全国各地の屋台などあったりして夕食を取りつつ歩く。帰りはどうやって戻ろうかと思っていたが、結局宿まで歩いてしまった。サンダルで長く歩くの得意ではないのだが。
先斗町通り (Pontocho-dori)
鴨川
鴨川