Drivers License

Visa無しで来ている時は運転免許は国際免許が通用するが、Visaを取るとアメリカの住民と見なされ、NY では NY州の運転免許を取得する必要がある。日本の免許から書き換えてくれる州もあるそうだが、ここは違う。基本的には入国してから1ヶ月の間に取れ、ということになっているのだが、必要な手順を踏むとそれは到底無理な話である。しかし、ライセンスを持たないままで重大な違反や事故などを起こしてしまうと厄介なことになるので、出来るだけ速やかに取得する必要がある。
手順はこうだ。

  1. id確認のための資料を集める
    6point 制度というものがあり、合計6点分の本人確認情報を集める必要がある。Pasport+Visa、Social Security Card、本人名義のATMカードで丁度6点になる。
  2. Learners Permitを取得する
    所謂仮免許だ。ペーパーテストを受け、合格すると Learners Permit が与えられ、路上での練習が認められる。練習は親や知人に教わっても、Driving School へ行っても良い。
  3. 5時間講習を受ける
    5時間の学科講習が義務づけられている。
  4. Road Test を受験する
    路上試験。車両は自分で持ち込む必要があるのだが、自分で運転していく訳にはいかないので、付き添いが必須となる。

さて、今日は Leaners Permit の取得だ。DMV Office というところへ行く。実は昨日も来たのだが、id一式を家に置いてきてしまい、何も出来ずに帰ってきた。ここは運転免許試験場と陸運局が合わさったようなところだ。しかし、純粋なオフィスで試験コースも検査施設も一切無い。受付で申請が受理されるとその場で目の検査。少し離れたところから指定された行のアルファベットを読む。検査に合格すると直ぐに写真。ここで撮られた写真が最終的な Drivers Lincense の写真となるそうだ。そして試験。問題用紙を渡され、終わって提出すれば直ぐに祭典をしてくれる。
問題は20問の4択。14問正解すれば合格となる。Manhattan では日本語による試験も受けられる様だが、英語で受験してみることにした。Driver's Manual と問題集はここで見ることが出来る。http://www.nysdmv.com/dmanual/default.html 事前に準備をする時間がなかったので前日に一晩掛けて勉強し、昨日受験できなかったのでもう一度復習して臨んだ。結果は合格。何点だったかは判っていない。問題は Web に載っていないものが2問あった。やはり英語だと正確に何を言っているのかが判らないものがあるので、日本語訳も読んでおくと理解が深まる。ニューヨーク・ニュージャージー便利帳というこちらで売られている日本語の情報誌には問題と解答の日本語訳が載っている。
料金を $70 少し払い、仮の証書を受け取った。2週間程で仮免許証が送られてくるそうだ。