冬の北海道 その2
7時過ぎに起床。前日にスーパーで仕入れたコーヒー、牛乳、パンなどを摂りつつ出発の準備を整え、9時前にチェックアウトした。今日のメインは旭山動物園だ。動物園は旭川の西の郊外にあり、30分あまりで到着。だが、冬期の開演時間は10時30分だった。仕方がないので車内でブログの更新。さてそろそろかと5分前に外に出ると、長い行列が出来ていた。
冬の旭山動物園といえば、なにはなくてもペンギンの散歩だ。とりあえず散歩コースに陣取りペンギンを待つ。11時を過ぎると散歩が始まり事前に飼育員が説明にやってくる。散歩はペンギンの自由意志なのだそうだ。実際に何羽やってくるかはペンギン次第。で、来た。キングペンギンが7〜8羽と少し小振りな種類が1羽。んーカワイイ。たまに腹ばいになって滑ったりもする。目の前を通り過ぎたところで周回コースを逆から辿ってもう一度見学。写真を沢山撮って動画も撮った。
ホッキョクグマは泳ぐ姿が大迫力。アライグマが予想外にかわいかった。オオカミは全く動かず。チンパンジー、オラウータン、ニホンザルはそれぞれ生態が違っておもしろかった。でもやはり、ここのスターはペンギンだと思う。たっぷり3時間は歩いた。
朝降っていた雪はペンギンの散歩の頃には降り止んでいたのだが、動物園を出る頃に再び降り始め、風も出てきた。
動物園を後にして美瑛に向かう。美瑛の街の中に入り、道の駅「丘のくら」へ車を停める。ここは国道に面しておらず、案内板を見落としてかなり行き過ぎてしまった。昼食を摂ろうと食べログを検索。近くに茶花(CHABANA)というカフェを見つけた。歩いて行くと住宅街の道端に立て看板。家と家の間を歩いて行くと普通の住宅の玄関にプレートが掛かっている。恐る恐るドアを開けるとやはり普通の家の玄関で、靴を脱いで PRIVATE と書かれていない右手の戸を開けると民家の一室を改造したカフェと雑貨ショップになっていた。なかなか居心地の良い空間。食事にしようと思ったが、少し遅い時間になってしまったのでロールケーキとコーヒーを頼む。
お店を出ると、さらに雪が強くなってきた。これでは眺望もなにもないので今夜の宿に向かう。宿はマイルドセブンの丘の近く、星の庵。いわゆる「とほ宿」だ。「とほ宿」はドミトリー形式の旅人宿で、北海道に多くある。自分は学生時代はユースホステルが中心だったし、その後はキャンプ場泊がツーリング時の基本だったので、その存在は古くから知りつつも利用歴はあまりない。
星の庵は丘の上に建つ一軒家。オーナーご夫婦と娘さん、レトリバーが2匹。お客さんは10人ほどだった。自分を除いて皆常連客と連泊客だった。夕飯は和洋折衷の大皿料理。野菜中心でヘルシーだがボリュームも十分な美味しいものだった。そして食後は灯りを落とし、お酒を飲みながらの語らいの時間。またここに来ようと思った。ちなみに携帯の電波状況だが、AUは問題ないが、DoCoMo は部屋では使えず、Soft bank (iPhone) は時折アンテナが立つものの殆ど使えなかった。
http://homepage3.nifty.com/hoshinoanne/
大きな地図で見る
既に行列
散歩中
滑走
白クマ
白いフクロウ。首が時々動いておもしろい。
アライグマ
体を寄せ合ってます
チンパンジー
泳ぐ白クマ
泳ぐペンギン
全ての写真を見るには以下のサイトへ。
http://www.flickr.com/photos/29098076@N05/tags/hokkaido2009winter/show/