自宅サーバ再構築1

大量の mp3 データによりディスクがいっぱいになってしまい、ここ2年ほどはiTunes データは Mac mini に格納していた。Mac だと CCCD でも構わずリッピング出来てしまうのでこれはこれで便利だったが、Mac mini のディスク容量も限りあるし、サーバ再構築というのがここ2年の課題だった。
これまで運用していたサーバはルーターを使用せずに、Ether を二つ持ったLinux PC でルーティング、外部サーバ(www)、内部サーバ(samba) をさせていた従って、再構築が完了するまで自宅内の PC から外部へ出られなくなってしまうというのが大きな問題だった。
そこで、まず使っていないノートPC にリハーサル用のシステムを構築して、本番機が稼働するまで運用しようと思ったのだが、リハーサル機の構築でつまずいて中途半端で放り投げたりしていた。
最近体調も上向いてきたし、そろそろこの問題を片付けようという気になってきて、1冊の本を買ってきた。「Fedora Core 6 で作る最強の自宅サーバー」リハーサル機は Vine をインストールしていたが安定性重視すぎて少々古くさく、Fedora Core に手を出してみようという気になった。この本を読み進めていくと、ルーターを使った上で、その下に自宅サーバーを置いて、ポートフォワードなどを設定するような構成で説明されていた。しかもルーターの設定の説明が、プロバイダより送られて来たものの使用していなかった Aterm BL150HV だった。この環境で DynamicDNS なども問題なくできるのなら面倒が少ないしリハーサル機なども不用だ。早速 Aterm を引っ張り出し接続した。
現在のサーバから、mp3データ、www、home などを以前買ったままこれまた塩漬けにされていた玄箱にバックアップし、昨日買ってきた160GB HDD を換装。早速 Fedora Core をインストール、と思ったが CD-ROM が動かない。ノート用の薄型タイプなのだが、Eject も効かず、どこかに圧力をかけるとディスクが回り出したりするのだが、読み始めてすぐにエラーとなってしまう。USB接続ドライブからのブートも出来ず、1900円の CD-ROMドライブ をオーダーして作業中断ということに。外部サーバといっても誰が見る訳でもなく、最近は携帯に送るデータを置いたり、パスワードでプロテクトした領域の mp3 を外出先から取り出したりしていたくらいなので、止っていてもそれほど大きな問題はない。が、なるべく早く片付けてしまいたいものだ。それが終わったら、玄箱もハック本を買ってきていじろう。

Fedora Core 6で作る 最強の自宅サーバー

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