Harley-Davidsonレンタルツーリング

那覇バスターミナルで目的地へ向かうバスを確認し、宜野湾方面へ向かうバスに乗った。相変らず早起きで早めに出発してしまったため、Harley-Davidson沖縄には廻転の50分まえに着いてしまい、持参した本を読みながら時間をつぶす。
そうこうしているうちに開店。週末の試乗会のために東京からも部長が来ていた。
こんかい大失敗をしてしまった。ライディンググローブをキャンプ道具といっしょに送り返してしまったのだ。お店で貸して貰うことが出来ず、夏冬グローブとも買い換えたばかりなので新たに買う気にもなれず、結局素手で運転することに。
まずは R58 を北上して名護から本部町へ向かった。きしもと食堂の手打ち(沖縄)そばを食べるのだ。場所は1昨日に寄った新垣ぜんざい店のすぐそば。漕店の大城さんはあそこのそばは旨くない、沖縄そばではないということだったがものは試しだ。出てきたそば小450円は、汁が独特。醤油ラーメンかと思うような味で違和感があったが食べ進むうちに慣れた。そんなに悪くはない。が、(今日はすぐに入れたが)行列して食べる味とも思えず、亀かめそばのほうが好きだ。食後にまた新垣ぜんざいと思ったが、開店は1時からでまだ時間があり、諦めて先に進むことに。次の目的地は今帰仁城跡。世界遺産に登録された城群のひとつだ。観覧料400を払い中に入る。まだ発掘途中の場所があったり、城壁を組み直したりしているところも多く、以前行った読谷村の座喜味城跡の方が見応えがあった。歴史文化センターもそんなにおもしろいものではなかったが、受付に鎮座するネコが可愛かった。職員なのだそうだ。
一回りして今回の目標である北部一周の為に辺戸岬へ向かう。西からの風が強く目が痛い。借りたヘルメットはシールドなしのジェットで、ラウンドして顔にフィットしたサングラスにも容赦なく風が入ってくる。とても100km/hを維持できない。
辺戸岬はとくに何もないところで早々に離れ、アップダウンの続く東岸を走る。前回走ったのが10数年前だが、道路が随分改良されているようだ。タイトなコーナーが少なく車も少ないので快調に飛ばせる。が、以前感じたやんばるならではの風景が車道からはあまり見ることが出来なかった。見る余裕がなかったのか、道路周辺の緑が濃くなったのか、開発が進んだのか...
金武町まできてブレイク。タコライス発祥の地と言われるキングタコスでタコスを食す。タコスのシェルはきちんと揚げたてが出てくる。
ここまでで16時30分。金武ICから沖縄自動車道に乗った。途中雨がぱらつき始め顔が痛い。
北中城ICで自動車道を降り、18時過ぎに HD沖縄店に戻ってきた。
全行程300Km弱。やはり1泊2日でいろんなところに寄り道しながら走るのが正解だと思った。今回レンタルしたのは2006年モデルのダイナ。まだ走行距離60Kmの新車だった。スポーツスターに比べて違和感はあまりなく極普通に乗ることが出来た。ビッグツインということでもっとドコドコ感があるかと思ったが加速も非常にスムーズ。決しておもしろくないわけではないが、もうちょっとワイルド感が欲しいところだ。それから取り回しは非常に重く、押し歩きは大変だった。
とりあえず天候も何とかセーフで、沖縄をハーレーで走り回るという目的は達成された。やはりマイグローブとマイヘルメットは必要だと思った。