PASSION MANIACS マニアの受難 MOONRIDERS THE MOVIE

テアトル新宿のレイトショウで上映中の映画を見に行った。今年で結成30周年をむかえるムーンライダーズのドキュメント映画だ。今年の4月30日に日比谷の野音で行われた記念ライブを中心に、バンドと係わった様々な人たちのインタビューで構成されている。ライブはカラーでインタビューはモノクロの絵。
彼らの存在を気にし始めたのは多分高校生くらいの頃。UK の XTC などと交流があるなどと言われていた。はっぴいえんどと共に日本語によるロックの草分け的存在の彼らがパンク、ニューウェーブと来て、テクノには行かずに独自のスタイルを確立してゆく。何度か大きく売れるチャンスを得ながらも、本流からすこしはずれて30年。ローリングストーンズはお金になるが、ムーンライダーズは大してお金にならない。それでもバンドを続ける彼ら。
自分の音楽リスナー歴と日本のロックの歴史を振り返りながら、白髪交じりのおじさんたちの元気な姿を堪能した。
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