レコード

音楽の媒体がビニール盤から CD に変ったのは多分大学1年生くらいの頃だったと思う。中高校生の頃は沢山のレコードを買える訳ではなく、専ら貸しレコード店を利用していた。貸しレコード店に入ってこないようなものはたまに東京に出て、渋谷の cisco レコードでレコードを物色した。CD が流通するようになっても cisco の系列店である frisco へ良く通った。そのころタワーレコードは渋谷東急ハンズの斜向いにあったが、メジャーなアメリカンロックなどに興味なく、あまり立ち寄ることはなかった。
最近、タワーレコードで weekend というグループの CD を見つけた。自分がレコード盤で持っていたタイトルの CD だ。買おうかどうか悩んだ末、買わなかった。今聴いても好きかどうかわからなかったのだ。
で、今日やっとレコード盤を引っ張り出して聴いてみた。買わなくて正解だった。レコードと CD で重複して持っているものは何枚かある。Elvis costelloXTC など。逆に CD を買いたくなったタイトルが幾つか出てきた。Everything but the girl の最初の3枚とグループ結成前のソロ作2枚。そのうち買おうと思う。
家にある CD音源は全て mp3 化してPCサーバに格納されていて iTunesiPod ですぐに目的の音を取り出せる。逆にCD音源は全く整理がつかなくなり何がどこにあるのかわからない。レコードプレイヤーを久しぶりに使ってその不便さを楽しんだ。
ちなみに現在、mp3 を全部再生するのに 1315時間かかるらしい。いったい何時聴くんだ。