Los Angeles (Day 1)

きっかけというか、この旅の一番の目的は YMO のライブだ。YMO が31年ぶりにアメリカで公演するということは以前から知っていたが、オープニング・アクトに CIBO MATTO、Buffalo Daughters、更には TEI TOWA が登場と知り、これは見に行かねばなるまいと思ってしまった。YMO が出てきたのは中学時代だ。しかし YMO は横目で追いつつも、自分のアイドルはプラスティックスだった。当然スネークマン・ショウ のラジオ放送は欠かさず聴いていたが、「一家に一枚YMO」などといわれるのをケッと思って見ていた。YMO の CD を買ったのは紙ジャケ盤が再発されたタイミングで、しかも TECHNODELIC までだ。細野さんのソロ作品だだいたい持っている。
まず、チケットを確保して次は航空券だ。開催地は Los Angeles なのだ。国内線とはいえ、NY-LA は安くない。折角なので、前後を休んで Los Angeles 旅行を楽しむことにした。travelocity.com で航空券、4泊のホテル、5日間のレンタカーを合わせて $1,000 弱になった。空港までの足は、早朝/深夜の発着ということもあり、Smart Park JFK という駐車場を利用。$70 ちょっと。もちろんターミナルまでの送迎付。手配が Web で全て済んでしまうのはやはり楽だ。
朝4:30 に家を出て、4:50 には駐車場に到着してしまった。7:00 の便なのであと1時間遅くても大丈夫だった。今回 Delta の利用だが、iPhone アプリからチェックインが行え、手荷物がなければそのままセキュリティチェックのゲートまで行ける。久しく飛行機に乗っていなかったこともあり、全身スキャンのチェックを初めて受けた。搭乗の待合室には、各テーブルごとに iPad が備え付けられており、自由に Web をチェックしたり、インストールされているゲームで遊ぶことが出来るようになっていた。充電のための USB端子も用意されている。
Waiting for departure at JFK
Waiting for departure at JFK
 
JFK から LAX までは約5時間30分。機内では飲み物は出るが、食事は有料。機内の映画も有料だった。下界の景色は、最初は緑の森が続き、中盤、畑らしい色に変わり、後半は砂漠だった。
7:00 の便で、5.5時間の搭乗時間だが、東と西では時差が3時間あるため、Los Angeles へ到着すると時間はまだ 10時だ。当然ながら帰りは逆のことが起きる。
Arrival Terminal を出るとレンタカーのサインを頼りに送迎車を待つ。今回は Alamo を選択してみた。空港から10分程のレンタカー屋。受付で手続きを済ませると、車の置いてあるところへ行く。駐車場所には、Compact, Intermediate などのクラスの看板が立っており、自分の契約したクラスの中から好きな車を選び、出口のゲートでチェックを受けるという仕組みになっていた。今回選んだのは Dodge Avenger という4ドアセダンだ。Dodge の4ドアセダンと言えば Charger なのだが、Avenger はその廉価版というような位置づけの車。Charger は 6気筒とか 8気筒のエンジンを積んだ FR だが、Avenger は 2.5L の4気筒で FF。決して速くはないが、ブレーキは良く効くし車体がしっかりとしていて走って不安のない車だった。4速オートマチックは今時のものではなく不満。
Los Angeles は道がよい。マンホールなどの段差も小さいし、うちの TT でもストレスなく走れそうな路面だ。あんなに道が悪いのは New York だけなのかもしれない。フリーウェイの走行ペースも全体的に少し速めな印象だ。場所によるが、フリーウェイの IC に信号が付いているところがあり、本線に入る車の間隔をコントロールしているのが物珍しかった。
Torrance というところへ宿を取っており、一旦宿の位置を確認した後まっすぐ西へ向かい太平洋に出てみた。
Redondo Beach
Redondo Beach
Redondo Beach

The Pier (桟橋) が海に向かって伸びており、飲食店や土産物屋が並んでいる。丁度お昼を回ったので、エビと魚のフライをテイクアウトし宿へ向かった。
The Pier
The Pier

宿は全米チェーンの安いホテル。朝食が無料で提供される。安いがキングサイズのベッドがあって、なかなか快適だ。部屋を出るとこんな眺め。
The view from my room at Torrance
 
事前の予備知識なしに今回の宿を決めたのだが、Torrance はトヨタ、本田の本社を始め、日本企業が多い地域だった。お金を下ろそうと銀行を探していると、マルカイ という日系スーパーがあった。NJ の MITSUWA ほどではないが、そこそこの広さと品揃え。本屋もあった。そうえば MITSUWA は CA には何店舗かあるようだ。その他、宿から歩ける範囲で食事が出来るところやスーパーなどなかなか充実しているのだった。そして太平洋も車で10分。
一息ついて出掛けることにした。まずはお約束の Hollywood へ向かってみる。
Down Town のビル群。
Down Town
 
Hollywood と言えば誰もが知っている Hollywood Sign。North Beachwood Drive を北上するとこのサインを正面から見ることが出来る。Google Maps には Sign までに道が載っていたのでそこまで行ってみようと試みたが、道はゲートで塞がれていた。
Hollywood Sign
 
Hollywood Blvd にやってきた。歩道に刻まれたエンターテイメント界の著名人のプレート。
Walk of Fame
 
Walk of Fame
折しも、明日が Michael の命日だが、彼のプレートのそばにはこんな人が...
Michael Jackson (fake)
 
アカデミー賞が行われる Kodak Theatre。土産物屋にはオスカー像が沢山売られていた。
Kodak Theatre
 
Grauman's Chinese Theatre。映画館だ。
Grauman's Chinese Theatre
Grauman's Chinese Theatre
 
Kodak Theatre に隣接する Hollywood & Highland。多数の飲食店やホテルなど。
Hollywood & Highland
 
上の画像の門からの眺めがこれ。
Hollywood Sing from Hollywood & Highland
 
Transformer 3 が始まるらしい。
The Sing of Transformer 3
 
Hollywood Blvd
 
Hollywood Blvd
 
ひときは強烈に目立つお店。画像は横からだが、正面は歌舞伎町の夜のネオンが全面に。Geisha House というこのお店は日本食レストランであった。
Geisha House (Japanese Restaurant)
 
Los Angeles を走るバスには必ず自転車キャリアが付いている。素晴らしいことだ。
Bike Carrier on Metro Bus
 
日暮れが近くなり、Griffith Observatory へ向かった。駐車場が非常に少ないとのことだったが、平日はシャトルバスの運行がないため車で向かう。結局周囲の車に倣って手前の道沿いに路駐。歩いて天文台へ。
Griffith Observatory
Griffith Observatory
 
Griffith Observatory は二つの望遠鏡を持ち、展示施設、プラネタリウムがある。プラネタリウムのみが有料。
Griffith Observatory
Griffith Observatory
Griffith Observatory
Griffith Observatory
 
山陰に日が沈む。
The sunset
The sunset
 
Los Angeles 市内の夜景。少し霞んでいる。
The Night View from Griffith Observatory
The Night View from Griffith Observatory
Griffith Observatory
 
Los Angeles は日が差せば暑いが、湿度が高くないせいか過ごしやすい。そして夜になると急に涼しくなる。夜は全くエアコンいらずだった。