Drivers License

今日は運転免許の実技試験。仕事場からNYの免許を持つ人に同行して貰い、別の同僚のレンタカーを借りて出掛けた。使用する車はNYの登録がされている必要がある。
試験場所は住宅地区の路上。我々が到着した時には既に何台かの車が列を成していた。教習所の車両もある。指定の時間が近づくと係員がやってきて、5時間教習の修了証と仮免許証を渡す。そして前から順番に試験開始だ。同行者は外に出て運転席に着き暫くすると試験官が乗り込んできた。ウィンドウに張られている登録証のバーコードを読み取り記録しているようだが、なにか書類を見せろと言われることはなかった。そして出発。きちんとしたコースが設定されているかどうかも良く判らないが、右へ行け、左へ行けと言われるままにハンドルを切る。一時停止ばかりのところなので、スピードを上げるようなところも走らない。途中縦列駐車の指示、続けて3 point turn の指示。3 point turn なんて日本では聞いたことも無かったが、要は一発でUターン出来ないような狭い道で、行けるところまでハンドルを切って曲がり、少しバックして切り返してUターンを完了させることだ。そして5分走ったかどうかというところで出発値に戻り車を停めた。合格だそうだ。出力されるレシートにサインをすると、これが免許証が送られてくるまでの証明となる。試験は減点方式でレシートには0と印字されていた。はっきり言って非常に簡単な試験だった。普通に運転できて、各種確認を怠らずに出来て、試験官の指示が理解できれば落ちる要素は見あたらない。最後の要素が一番心配だったが特に問題なかった。試験中には以前も運転をしていたのかとか雪道の経験はなどと聞かれた。
同行者の情報によると、結構不合格者が多いとのこと。恐らく試験官は車を走らせて交差点を一つ曲がるくらいで受験者を合格させて良いかどうかおおよそ判断出来てしまうのではないかと思う。こちらに来て、人の運転する車に乗る機会は結構あるが、運転の上手い下手ははっきりと解る。
本来は1ヶ月以内に取れということになっているが、渡米して1ヶ月半で免許取得はなかなか上出来だろう。簡単とは言え試験を無事パスし、肩の荷が一つ下りた。