だれも沖縄を知らない 27の島の物語

下記書籍を読了。著者は森口豁だが、テレビドラマ「瑠璃の島」の原作となった「子乞い―沖縄孤島の歳月」の作者だった。(読み終わって気付いた)
本書は沖縄の27の離島を歩き、その表情や問題を綴ったルポだ。本土と沖縄本島の間にある問題は、沖縄の離島と本島の間にある問題と重なったり、日本とアメリカの間の問題と重なったりしている。
左翼に担がれる人らしいが、本書にはそういう匂いは感じられない。目取真俊著の「沖縄 「戦後」ゼロ年」には少しそれを感じたが。

だれも沖縄を知らない 27の島の物語

だれも沖縄を知らない 27の島の物語