青山陽一 Series Live「怪しい隣人Vol.11」@下北沢Que

青山陽一のワンマンライブは去年の10月に見たが、今回はゲストを迎えての「怪しい隣人」シリーズ。ゲストは bird と おおはや雄一。bird を知っている人は多いと思う。わたしも好きで殆どのCDを持っていると思う。おおはた雄一は今回初めて知ったのだが、基本的にギター弾いて歌う人。曽我部恵一なんかと共通する部分があるかなと思う。先週タワレコで最新のミニアルバムを試聴したが、いまひとつピンと来るものがなく購入を見送った。
スタート時間を10分ほど過ぎて、青山とおおはたが出てきた。2人ともアコースティクギターを持って1曲歌う。それが終わるとおおはたのステージ。スティールギターのサポートを受けての弾き語り。ギター上手い、唄もいい。ブルージーなギターが青山と重なる。全部で5曲ほど。
続いて青山とBM'S の登場。今回は BM'S がベースレスで伊藤(オルガン)、中原(ドラムス) のみ。新旧取り混ぜて何曲か演奏。ジャズオルガントリオなどがベースレスで演奏するように、ベースラインはオルガンの伊藤の左手。かなりいい。
そして bird の登場。今回の bird の共演は、bird の最新アルバムに青山が1曲提供したのが縁。その曲から始まって、途中青山はアコースティックに持ち替えてギターのみで bird のシングルカットの曲を演奏。bird は小柄な体つきだがパンチの効いた唄がいい。来月CCレモンホール(渋公)でソロライブだそうだが、ライブハウスの数メートル先で歌ってくれるのがいい。
その後、また青山の演奏。
アンコールの2曲目で、再びおおはたと bird が登場して共演。
3時間になろうかというライブ。足腰が相当厳しかった。でもいいライブだった。
今回無謀にも車で出掛けた。目指すは本多劇場の駐車場。パルスセンサーのないカーナビは下北の細い路地を間違えて、車の通れない踏切に行ってしまったり、それでなくても人並みをかき分けてそろそろと進み漸く到着。この本多劇場の地下駐車場、二輪の駐車スペースもあった。100円/30分。帰りは楽々で車で良かったと思った。
今年は生にこだわりたいという青山。また見に行きたい。

当日のセットリスト(おおはた雄一パートが入っていない)
http://blog.so-net.ne.jp/h-naka/2007-01-28