罪とか罰とか

監督・脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ、主演:成海璃子
ケラリーノ・サンドロヴィッチという人を認識したのはテレビドラマ「時効警察」から。この人が、バンド有頂天のリーダーでナゴムレコードの主宰者ケラと同一人物であることも後から知った。ナゴムレコードは80年代のインディーズレコードで、筋肉少女帯電気グルーブの前身バンドなどが所属した。一番のヒットはイカ天(イカすバンド天国)で一世を風靡した「たま」だそうだ。私の好きなカーネーション青山陽一のバンド、グランドファーザーズもここからデビューしている。ちなみに今週緒川たまきとの結婚を発表した。
ストーリーは売れないグラビア・アイドルのアヤメがひょんな事から一日警察署長に就任して事件解決に乗り出す、というものなのだがこれが非常に面白かった。基本路線はブラックなコメディなのだが、無数のギャグと脈絡のないストーリー展開が次第に一つの話にまとまる構成力がすばらしかった。コメディ初挑戦という成海璃子も良い。

本日のタワレコ(新宿)

久しぶりのタワレコ詣で。再結成したユニコーンの新譜なども少し時間を掛けて試聴したが、購入には至らず。昔から気にはなりつつもアルバムを通して聴いたことがない。奥田民生のソロ作は結構買っているのだが。例によって Jazz、Brazil、Electronica を中心に6タイトル購入。

坂本龍一 / out of noise

最近はDVD付きのCDというのが良くある。amazonだと通常盤よりもDVD付きの方が割引率が高く価格が逆転するため、大抵一度しか見ないDVD付きを買うことが多い。豪華ブックレット付き限定版などの場合は迷わず通常盤を選択する。
このCDは、アートワーク盤 4,500円、パッケージレス盤 1,980円という二本立て。当然パッケージレス盤を購入するのだが、開封してみると本当にCDケースもなし。透明な台座にジャケットとクレジットの紙1枚のみという構成。思い切ったものだ。

out of noise

out of noise

mojoco / だからゆくのさ

高知出身のデュオ。デビュー当時のフリッパーズ・ギターのようにも聞こえる曲もあるが、弾き語り的なオーソドックスな曲も悪くない。

だからゆくのさ

だからゆくのさ

kashiwa daisuke / 5 Dec.

クラシック的な要素が強い kashiwa daisuke だが、今作はヘビーにギターを鳴らしたりする激しい曲が目立つ。

5 Dec.

5 Dec.

Shimawaki / Chain Smoking EP

ジャズ、ブレイクビーツ、エレクトリカ、ヒップホップ的なインストゥルメンタル。アルバムタイトル通り、スモーキーなシブい音が格好良い。

Chain Smoking EP

Chain Smoking EP

かにチャーハンの店 渋谷店

デイリーポータルZの記事を見て行ってみた。
場所は東急ハンズ近くの雑居ビルの3F。エレベータを降りるといきなり店内だ。店内はキッチンをJの字に取り囲んだカウンターと少しのテーブル席。券売機で基本のかにチャーハンとかにの味噌汁、唐揚げのセット \690 を購入。キッチンの一番目立つところにストーブがあって、中華鍋を振るところがよく見えるようになっている。
チャーハンだが、卵でコーティングされているらしい黄色い米で完璧なパラパラ具合。味付けは若干薄めだがこれはこれで良い。炒めたキュウリがアクセントによい。料理は熱かったのだが、皿が温かくなかった。
総じてコストパフォーマンスは高く、他のチャーハンも試してみたいと思った。お店は東京を中心に何店舗かあるようだ。サルモネラ菌で営業停止などという不名誉な記事も見つけてしまったが。(大宮店)
http://www.hitjapan.co.jp/chahan/index.html

大きな地図で見る