Moves がサービス終了

今朝、The Moves Team よりメールが届いていた。それによると7月31日に Moves のサービスを終了するとのこと。Moves は使用頻度が高いアプリだっただけに残念だし、早急に代替アプリを探さないといけなくなった。

ちなみに Moves は2014年に Facebook が開発会社ごと買収したが、使用頻度が低いサービスとしてい切り捨てられることになってしまったようだ。まあ良く聞く話ではある。

 

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https://www.moves-app.com を開くとこんなメッセージが

Moves とは

Moves はライフログと呼ばれる類いのアプリだ。インストールするとGPSの位置情報を利用して所有者の行動を記録する。移動速度により徒歩、ランニング、自転車、交通機関などを判別してその時間を集計すると共に、移動の履歴を地図上に表示したりする。

どんな風に使っていたか

うちの職場はタイムカードなどがなく出退勤時刻は自己申告制だが、これを後から確認するのに使用していた。

また、例えば1年前の今日どこへ行って何をしていたか、などということも行動記録から読み解くことができる。

そしてMoves はトラックログをダウンロードすることができる。山に登るときなどは山用の地図アプリを運用するので別途詳細なトラックデータを記録するのだが、ツーリングや旅行に出掛けるような場合は最近そこまではしない。(昔はトラックログ取得専用のGPSバイスなどを使っていたこともあるが)トラックログをダウンロードして何をするかといえば、地図上に表示して行動を振り返る以外に写真にジオタグを付加するために使っている。Moves はバッテリーの消費に大きな影響を与えないためにトラックデータの取得間隔は長めで粗い情報だが、データの取得開始/終了の操作なしに後からトラックデータを取得できるというのは非常に便利だったのだ。

トラックデータのダウンロードも7月30日まで

トラックデータはスマートフォン本体には蓄積されずサーバに送られてしまうので、過去のデータを取得するにはこれをダウンロードする必要がある。トラックデータは gpx、json などいくつかのフォーマットが用意されるが、今日ダウンロードしたところなぜか kml のフォーマットが含まれていなかった。

代替アプリは...

自分の使い方からすると代替アプリの条件は以下のようなもの

  • 特別の操作なしにログの記録が行われること
  • バッテリーを過度に消費しないこと
  • 訪れた場所は自動または手動で名称が登録されること
  • 記録されたトラックデータがエクスポート可能なこと

とりあえずは Google Maps のタイムライン機能をオンにして試している。