Garmin Edge705

自転車で新しいルートを走ろうとするとき、予め PC上の Google Maps でルートを設定し、そのルートを覚えて判らなくなって来たら立ち止まって iPhone で確認などということをしていた。しかしこれだとペースを乱すしなんとかしたいと思っていた。そして購入したのが Garmin Edge705。これは自転車に特化したGPSだ。ちなみに GarminGPS機器を購入するのはこれで 7台目ということになる。

Edge705 は GPS というよりもサイクルコンピューターとしての性格が強い。ワイアレスのスピードセンサーとケイデンスセンサーが付属し、ハートレートモニターセンサーも付いている。気圧センサーを内蔵して高度変化を記録し、地図を表示してルートナヴィゲーションも行えるのだ。
スピード&ケイデンスセンサー

 
サイクルコンピューター表示。表示内容は自由にアレンジ出来る。

 
地図表示

 
コマ図表示

 

価格は $350程で購入した。Garmin の直販ショップでは $499.99 となっている。標準で表示可能な地図はあまり実用的な粒度ではないので、地図データの購入は必須と思われる。micro SD Card の地図を $60 程で追加購入した。因に日本で販売されているモデルは、\99.750 もする。地図が内蔵されていること、日本語にローカライズされているこをと考慮しても高すぎるのではないかと思う。そう考えている人は結構いるようで、英語版を購入してローマ字表示の日本の地図ソフトをインストールして使っている人たちがいる。
さて、自転車へのセットアップが出来たので早速使ってみることにした。車で30分ほど移動し、Glen Cove という街からの周回コース、約27mileだ。コースは Google Maps でコースを設定し、これを GPX フォーマットに変換して Edge705 へ転送する。最初はコマ図的な Turn by Turn の表示が便利なのではないかと思ったのだが、たまにミスコースをすることがあり、そうなってしまうと指示がよくわからなくなってしまう。地図上にはルートがプロットされるので、やはり地図を見るのが確実なようだ。もう iPhoneGoogle Maps を起動する必要はない。
そして、帰宅後も Edge705 には使い道がある。走行の記録をアプリケーションか Web を使ってアップロードするのだ。そうすると、地図上のコース、走行時間、速度などあらゆる記録がデータとして表示され、それを蓄積することが出来るのだ。スピードやケイデンス、高低差やハートレートも走行中のデータがすべて記録され、これがグラフ化される。これはなかなかすばらしい。こちらではロードバイクに乗る人のこのモデルの使用率が結構高いのだが、それも当然かもしれない。