3Dプリンターで作る新型ジムニー向けのパーツ

 一年ちょっと前に3Dプリンターを購入し、時々ものを作っている。

購入したプリンタは QIDI の X-Smart という機種。熱溶解積層型という熱で溶かした樹脂を下から一層毎に積み上げていく形式のものだ。樹脂の素材は色々なものが出ているが、今のところメインで使っているのはABS。他にも PLA、PETG、PC、木質入り、カーボン入りなど色々な素材が登場している。ABSは大きめのものを作ろうとすると反ったりすることがあるが、出力した後に削ったりするのが容易で汎用性が高い。

何かを作ろうと思った時、これまでは木を切ったり削ったり、あるいは金属の薄い板を切ったり、汎用のステーなどを見つけて作る事が中心だったが、3Dプリンタがあると自分の作りたい形を自由に作る事ができる。

ただし耐熱や耐候性などの問題もあり、車外に設置したり壊れると何かが飛んでいって後続車や歩行者などに当たってしまうようなものは作りにくい。

 

大したものは作っていないのだが、最近ジムニーのリアゲートを内側から開けるようにするためのブラケットを作成した。これは需要があるのではないかと思いヤフーオークションで売り始めたところ、そこそこ売れている。

tonochang.hatenablog.com

auctions.yahoo.co.jp

 

他にもいくつか作成して使っている。

まずはイレクターパイプを後席のアシストグリップの取り付け穴に取り付けるもの。イレクタージョイント J-102B を加工するのが定番だが、加工後の状態を3Dプリントで再現した。少しクリアランスを確保したかったので J-102B よりも高さを出している。

また、直接取り付けると内装に跡がのこりそうだったので、スペーサーを追加している。

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次はリアゲートの開度を制限するための機構です。

アピオからこのような製品がでているが、コンセプトは同じようなもの。

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リアゲートの上部にこのようなものを両面テープで固定しておき、使用時にパラコードの先端に取り付けたリングをひっかける。

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パラコードには自在が取り付けてあるので片手で長さの調整が可能。

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自分はイレクターパイプの先端にこのように取り付けているが、アシストグリップにパラコードを取り付けても良いと思う。

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次はおなじみのこれ。そんなに高くない価格で売っているのに苦労して作る必要はない。左右で形状が違うから納得がいくまでに相当時間んがかかった。ウィンドウの隙間に少し差し込んで、一部両面テープで固定している。

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EXEA Jimny専用 リアデフォッガーカバー EE-219

EXEA Jimny専用 リアデフォッガーカバー EE-219

  • 発売日: 2019/10/20
  • メディア: Automotive
 

 

 

おまけ。

荷物固定用のグランドフックを取り付けているが、それのカバーだ。純正品で使用するための爪が入るための穴に収まるように作っている。こんなもの付けなくても動くことはないし完全に自己満足。

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もしこの中で欲しいものがあればヤクオフ出品を検討したい。その場合はコメントをください。