Safari でトラックポイントスクロール

Apple の webブラウザ Safari 4 のβ版がリリースされたので、ThinkPad にインストールしてみた。なかなかおもしろいが、chrome と同様に常用ブラウザとして Firefox に取って代わるまでには至っていない。
ThinkPad ではマウスのホイール機能のように、センターボタンを押しながらトラックポイントを前後に倒すことでウィンドウのスクロールが行える。これが手放せない機能なのだが、Safari ではこれが働かなかった。なにか対策はないかとググると出てきたので試してみた。
方法は、C:\Windows\System32\tp4table.dat を編集して同じフォルダの tp4serv.exe を再起動するというもの。tp4table.dat の編集はテキストエディタで開き、Pass 0 rules のセクションで次の2行を追加。Vista の場合、「管理者として実行」することが必要。

; Safari web browser
*,*,safari.exe,*,*,*,WheelStd,0,9

タスクマネージャでプロセスを切ろうとしたがアクセス拒否というので Windows の再起動で対応。
Safari を起動してみるが、スクロール機能が有効にならない。何故かと調べてみるとそれらしい記述が出てきた。同じプログラムと設定ファイルが別なところにもあって、こっちが有効になっていた。
C:\Program Files\Lenovo\TrackPoint\tp4table.dat
ファイルを編集して再起動すると無事スクロールが有効になった。