ジムニー(jb64)の飛び石によるガラス補修

どのタイミングで発生したのか覚えていないのだが、いつの間にかジムニーのフロントガラスに飛び石による小さなヒビが出来ていた。場所は中央上部左側でちょうどドライブレコーダーを設定しているあたり。今のところヒビが拡大する様子はなく、雨が室内に染み込んでくる様子もないので放置でも良いかと思ったが、車検のタイミングでは何らかの対応が必要と思われる。

 自分で補修するためのキットなど売られているが、どこまで綺麗に補修が可能なのかわからなかったのでプロに頼んでみることにした。

 これが飛び石による傷。丸いシールは前週に相談に行った時に、雨が染み込まないように貼られてもの。予め訪問して補修の可否、値段などを確認し、修理の予約をしていた。ガラスのリペアは出張修理で外に出ることが多いそうだ。

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まったくの余談だが、自分は以前にワイパーブレードの交換をしている時に誤ってワイパーアームを離してしまい、アームの先端をガラスに当てて割ったことがある。最初は小さな傷だったがあっという間に上下にヒビが広がり交換となってしまった。確か非純正ガラスで$500台だったと思う。最近は自動ブレーキなどのためのカメラなどが付いていると純正以外のガラスは対応が出来ないことがあるそうだ。

週末、予約の時間にお店を訪問。修理をお願いしたのはここだ。

www.daito-glass.co.jp

 

作業を間近で見せてもらったが、最初はリューターで傷部分を削り、薬剤が入り込みやすくする。その後に画像の治具を取り付ける。シリンダー先端の下を向いている筒状の部分にレジン液が入っているそうだ。そしてピストン部分を引いて負圧をかける。そうするとレジンが傷に浸透し、代わりに空気が抜けるのだそうだ。室内側にはミラーを取り付けて、薬剤の浸透具合を観察していた。

時間をかけてこの作業を行った後、室内側からレジン用の硬化ライトを当てて傷内部を硬化。その後治具を外し、ガラス面に盛ったレジンを削る。その後表面処理用の薬剤を塗って上から透明のシールを貼り、再び硬化ライト照射。最後はおそらくコンパウンドで磨いて作業完了。

 

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内側から見るとこのわずかな傷が確認できるが、面からは判別が難しい状態となった。カメラのフォーカスが全く来ないので、傷の近くに付箋を貼っている。付箋の右側は水滴だ。(雨が降り始めた)

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気になる料金は税込み 13,200円。値段を聞いたときは安くないと思ったが、この仕上がりはさすがプロの技といえるものだった。早めに修理してよかった。