radiko の録音環境を一新しました
これまで長い間、Audio Hijack というアプリケーションをベースに radiko で再生したラジオ番組を録音して iTunes に登録し、iPhone と同期して iphone上で番組を聴くということを行ってきた。
Audio Hijack は録音機能しかないので、入力ソースとしてラジコを聴くことができるアプリケーションやブラウザを選択するのだが、主に使用していた BRadiko が毎回 Flash のエラーを表示するようになり(ダイアログが出るだけで再生はできている)、同時間帯に複数の番組を録音するのが面倒だったりする状況だったところ、メインマシンの Mac のシステムが壊れてどうしてもリカバリができず、諦めて新しい Mac mini を調達したのを期に新しいアプリケーションを試してみることにした。
導入したのは ネットラジオ録音 X というアプリケーション。
インターネットラジオ録音ソフト | ネットラジオ録音 X for Win / Mac (macOS 10.15対応)
- 出版社/メーカー: LODESTAR COMMUNICATIONS LTD.
- メディア: CD-ROM
自分は JUST MY SHOP で安く購入した。(しかし JUST MY SHOP は利用するとメールが激しくくるようになる。ああいうのは利用者の反感を招くだけだと思うのだが。)
昔はそれが当たり前だったが、CD-ROM に入ったソフトウェアを購入したのは何年ぶりだろうか...
使い方の基本はラジオの番組表を表示し、番組を右クリックして録音予約を行う。録音は1回限りか曜日を指定して定期的な予約を行うことができる。id3タグのアーティスト名、アルバム名、楽曲名、ジャンル、カバーイメージを番組情報から自動取得して設定することがでるが、自分好みに自由に設定できるかというと、いまひとつ自由度が足りない。また、一度予約した情報のタグを変更することができず、予約を一度削除して再度登録し直す必要があるのが面倒。
また、自分のスタイルをテンプレート的に登録したくなるがそういう機能はない。
番組表ありきのインターフェースであるため、番組表を使用しない1週間以上先の番組予約をしようとすると、これも難しい。
録音自体は特に不満な点はなく、同時間帯の複数番組録音も問題なく機能する。番組の放送時間が拡大したりすると番組表全体が赤くなり、テレビ放送の録画のように自動的に追従してくれるのかと思ったがそのようなことはなく、放送時間の変更にも対応してはいない。
番組表は1週間前までの番組表を表示することができ、過去の番組で録音登録をするとタイムフリーの番組を録音することができる。この時録音が数秒で完了してしまうのだが、これはどこかのサーバーに録音ファイルが登録されていてそれをダウンロードしているのではないだろうか。
音楽ファイルを iTunes 改め Music に取り込む部分にはフォルダアクションを使用している。このアプリケーションにも Music に録音したファイルをエクスポートする設定があるが使用していない。しかし Mojave の時に動作していたフォルダアクション の AppleScript が動作しなかった。(もちろん tell application は iTunes から Music に変更している)
AppleScript を使用していた理由は bookmarkable のフラグをONにすることなのだが、catalina の環境でこれを行うことができない。仕方ないので Automator を使用することに。ここの設定の中で iTunes に取り込んだ後、Radio というプレイリストに追加するように設定している。拡張子を m4a ではなく m4b にするとbookmarkable になるという情報も目にしたが、m4b は Automator の Music では impoirt 対象とはなっておらず、なかなか目的が果たせないのだった。
それでも安定して録音ができており、概ね満足している。