陣馬形山でソロキャンプ (2日目) -天空の池へ-
一夜明けて伊那地方には青空が広がった。テントサイトからのこの眺めが素晴らしいのだ。
正面には中央アルプス。千畳敷カールと宝剣岳。この中途半端な雪の付き方は登りやすいのだろうか、登りにくいのだろうか。
このキャンプでデビューのDOD カマボコテント ミニ。
テントの中からもこの眺め。
DODのカマボコテントミニは抽選販売でゲットした。暖房器具を入れた冬キャンプ用として購入。設営は一人でも大きな問題なく行えたが、きれいにピンと張るのはなかなか難しい。四隅に換気口があるが、これを完全に閉じることができず、強い風の中では寒さを感じた。インナーテントを使わずに使用したので尚更。しかしちゃんと眠れた。
現在カマボコテントミニは名前が変わっている。
カマボコテントと同時に導入したのがこの薪ストーブ。
ノザキ産業のラビット2型。煙突は100mm径だ。オンラインショップなどで購入可能だが、このストーブはYahooオークションで定期的に出品されており、うまくいけば比較的低価格で入手することができる。自分は18,500円で入手した。
脚の高さがあまりないので、スチールラックを入手してその上にストーブを載せる形とした。ラックとストーブの脚は金具で固定。ラックの脚はペグを打って風で煽られても倒れたりしないように準備した。
カマボコテントのこの部分はダブルファスナーになっているので、上の部分に煙突を通す。煙突の周りには定番のメッシュの傘立て。ここでは上下でボルト3本で固定しているが、結構ずれて中央に止めるのが難しかった。この部分の固定は要対策だ。
煙突は一節追加で購入して高さを稼いだ。排煙口から火の粉が飛ぶと嫌なので、金属メッシュを丸めて内部に差し入れている。
上部にステンレスホースバンドを巻き、ワイヤーを介して張綱を出してペグダウン固定している。
今日一日、キャンプ場に止まるか出掛けるか少し迷ったが、せっかく天気が良いので出掛けることにした。
目的地は天空の池。前から一度行ってみようと思っていたところだ。牧場内の道がなかなかの難路と評判で、なおかつ土砂崩れなどで度々通行止めとなる。今年は10月に開通したばかりだ。
もし目指す場合は事前情報の収集を忘れずに。
R152から狭路となるが、川沿いの道を離れるとどんどん高度を上ていく。そしてここからが本番。最初の上りこそ舗装がされているが、ここから上はほぼ未舗装路だ。
そしてここが天空の池。まあ水溜りと言われてしまえばそれまで。標高2000mオーバーの場所だ。
中央アルプスをバックに。
未舗装路では特に珍しくないが、洗い越しもある。
天空の池へのドライブを堪能し、キャンプ場に戻ると案の定、駐車スペースは車であふれていた。車高の高いジムニーの特性を生かし、他の車が停めない場所に置いた。(画像左中央の木の影)
夕方の様子。
陣馬形山から見る伊那谷は天竜川と中央アルプスからの河川が作り出した河岸段丘の地形が見ていて楽しい。
夕陽に照らされる南アルプスの山々(モルゲンロート)
夜のキャンプ場