菊池哲男の山岳写真の写し方: 山で出会う絶景を美しく記録する
表題の本を読んでいる。
著者の菊池哲男氏は山岳写真家だ。2009年にニコンカレッジの講座を受講したときに講師だった。その時点では山に登って写真を撮るという事についてはそれほど縁がなかったが、氏の講義はとても楽しかった。受講の直後に渡米してしまい、それ以来カレッジには縁がないが。
ニコンカレッジ受講の記録
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20090401/p1
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20090408/p1
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20090415/p6
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20090418/p1
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20090422/p
山に登るようになり最近までは軽量化優先でコンパクトカメラを持ち歩いていたが、OM-D を購入して山写真を撮る気分が高まったところでこの本を手に取った。
菊池哲男の山岳写真の写し方: 山で出会う絶景を美しく記録する
- 作者: 菊池哲男
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/06/08
- メディア: 単行本
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構成はこんな感じ。
1. 山岳撮影を安全に楽しむための登山と装備
2. 山岳撮影機咲きと撮影テクニック
3. 四季の山を撮る
- 春の山を撮る
- 夏の山を撮る
- 秋の山を撮る
- 冬の山を撮る
4. 山で出会う被写体
- 光を撮る
- 登山者を撮る
- 水を撮る
- 木・森を撮る
- 山の動物を捕る
- 富士山を撮る
5. 山岳夜景を撮る
- 山岳夜景の撮影方法
- 星夜の山を撮る
- 月と山・木を撮る
- 灯りと山を撮る
一眼レフ系カメラの基本的な知識があって、山の写真を撮りたいという人向けの構成。登山の基本的な考え方や装備にもページが割かれている。その上で山の風景を捉えるための構図や光などの基本から季節、特定の主題について撮影意図とポイントを丁寧に説明していてなかなか勉強になる。そして、ある程度自由度の高い撮影を行おうと思うと、やはりテント泊が良いなーなどと思うのであった。(益々装備が重くなる...)
- 作者: 菊池哲男
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: 大型本
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- 作者: 菊池哲男
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 大型本
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- 作者: 菊池哲男
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 大型本
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撮影登山ツアーなども開催されているようだ。
クラブツーリズム