あいちトリエンナーレ

Sun Child by YANOBE Kenji (A-01)
先週から始まったあいちトリエンナーレに出かけた。あいちトリエンナーレは名古屋を中心に開催される現代美術のイベントで、10月まで行われる。2010年が初回だそうだ。愛知県美術館を中心に、名古屋市立美術館、長者町エリア、xxxxx、岡崎市エリアに分かれている。それぞれの展示のほかにも、舞台やパフォーマンス、パレードなどが様々に行われている。
チケットは少し迷った末に1日券を先行販売で購入した。1日券と言っても、エリア毎(県美はフロア毎)に1日有効なので、全てを1日で見て回る必要はない。
今日はまず県美の上の階と長者町エリアを見た。
蝋の家・・・床、回廊が全て蝋で出来ていて、その中に蝋の家がある。中も狭いところを屈みながら進んで上の階へ上って行けるようになっているが閉塞感がすごい。これまで閉所恐怖症など自覚したことがなかったが、これはちょっとヤバイと思ってしまった。
長者町は職場から近く、お昼時などうろうろしている場所である。嘗ては繊維問屋が立ち並んでいたらしいが、現在は入居者のいないビルが少なくない。長者町会場はそんなビルを利用して作られている。桜通の向こうにある2箇所は規模が大きい。一つは一階が奈良美智プロデュースのカフェ軒ギャラリーのあるビル。ここは全フロアが会場だ。もうひとつは中部電力の変電所であった建物を利用した NADEGATA INSTANT PARTY による STUDIO TUBEだ。TUBE は中部とブラウン管の TUBE を掛けているのだろうが、全体を架空の特撮スタジオに見立てて構築物や映像を展開している。ここは先月エキストラで参加させてもらったところだ。
一番上の階の金網の外でゾンビが蠢いている映像は、外光の影響を受けない夕方以降に観たほうが良いようだった。自分はゾンビとしてけっこう前のほうで映っていた。
これから3ヶ月間。関連イベントも色々あるのでトリエンナーレを楽しみたい。
http://www.flickr.com/photos/29098076@N05/sets/72157635160744254/