D7000購入

初めてのデジタル一眼レフニコンD90 だ。フィルムカメラCanon だったが、良いレンズを揃えていた訳でもなく宗旨替えをしたのだった。D90 は良いカメラだったが発売から5年を経過し、最新機種から比べるとかなり見劣りしてきた。具体的には高感度性能。D90 は常用が ISO800 くらいまで、それ以上の感度は完全に画質とのトレードオフになった。またライブビューを使う場合のコントラストAFもあまり多用する気にはならないものだった。それから、これは経年変化によるものかもしれないが、夜景などを撮ると暗部が所々赤や緑のピクセルが現れてしまうようになった。
次にデジタル一眼レフを買うときはフルサイズにしようと考えていた。D600 が発売され、コレだと思いニコンの主催するセミナーなどにも行ってみた。しかし、APS-C からフルサイズに換える場合、全てのレンズ資産が生かせる訳ではない。マウント自体は共通なので装着は可能だが、APS-C向けのレンズを使うと周囲が蹴られたり、自動的にクロップされてしまったりする。望遠側はまだ良いが、広角側のレンズは買い直す必要がある。画角として問題の無いものだとしても、フルサイズのカメラには一段良いレンズが求められる。
要はお金がなかったのだ。
APS-C サイズのカメラは D7100 が発売されていた。2400万画素でローパスフィルターレスになったが、レビューを見る限り D7000 からの大幅な画質アップはそれほど大きくない。その割りに価格差は大きい。なんと言っても D7000 のボディは現状6万円前後で購入することが出来るのだ。
そんな訳で、D7000を買った。
理想を言えば、一眼レフはフルサイズで揃え、サブ機または荷物をコンパクトにしたい場合に Fuji X-E1 という感じなのだが、これを実現するのにはお金がいくらあっても足りないのだった。
そのうち D90 と D7000 でどのくらい画質に差があるのか、じっくりと確認してみたい。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000 ボディー

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000 ボディー