高遠城址の桜

伊那市周辺は例年秋にキャンプに来ており、高遠にも訪れたことがあったが、一度桜の時期に来てみたいと思っていた。
この週末は丁度見頃となり相当な混雑が予想されるため、まだ暗いうちに出発した。早朝の中央道はかなり寒く、バイクの外気温計は氷点下まで下がった。アンダータイツとジーンズではなかなか耐えがたい気温だった。
高遠城址公園へは7時台に到着。駐車場はまだ多少余裕があり、バイクは全く問題なく停められた。しかしこの時間にこの混み具合ということを考えると、日中は相当混みそうだ。

　
西には雪を頂いた木曽駒ヶ岳。この雪山を背景に桜を眺められるのがこのあたりの特徴だ。

　

　

　
この桜が水面に写る池には多くのカメラマンが集まっていた。

　

　

　
梅も同時期に咲く。

　

　
一通り城址公園を見た後他のスポットへ。ここは六道堤の桜。貯水池の周りを桜が囲んでいる。

　

　
こちらは東側、南アルプスの甲斐駒ヶ岳。

　

　
三峰川河川敷の桜並木。あまり古い木ではなさそうだが、この景色もなかなか素敵だ。

　
最初は日帰りのつもりだったが、夜桜を見るために一泊することにした。近場で適当な宿が見つからず駒ヶ根市に宿を取った。一度チェックインした後に再び高遠城址公園へ。少し出遅れ、城址公園の周囲は既に渋滞。但し南からのアプローチはお城の下まで渋滞なし。伊那市内から高遠へ向かうR361 は最悪だ。
バイクは城の麓の歩道の空きスペースに停めて良いとのことで、そこから歩く。城址公園の入場券は1日有効なので、朝のチケットで再入場が可能だ。
ずっと続く渋滞。ライトアップ終了間近になってもこの渋滞は続いていた。

　
昼間の桜が反射する池、夜はこうなる。

　
桜の間に下弦の月。望遠で露出を探っているとどんどん月が動いていく。