DATS名古屋店訪問と試乗

車検証が見つからずフェリーに乗ることが出来なかったので、結構速い時間に帰途に名古屋へ帰ってきた。そしてふと思いついてDATS名古屋店に寄ってみること にした。DATSはBMWモーターサイクルの販売店で、東京の自宅の近くにもお店がある。
BMWで乗りたいと思うのは R1200R Roadster だ。F800(700)GS も良いと思うのだが、ツインエンジン好きとしてはフラットツインに乗ってみたいと思うのだった。フラットツインのシリーズも昔は RS とか S とか軽量、スポーツ志向のモデルがあったが現在はラインナップされておらず、R1200R が最軽量モデルだ。そして売れ筋はなんといっても GS なのだそうだ。このところ最新技術はみなGSに最初に投入され、もうすぐ発売のGSはとうとうエンジンが水冷化された。
暫く前から認定中古車検索などで、適当な中古車はないかと探していたのだが、中部地区には目ぼしいものが入ってこない。関東地区には結構あるのだが… そしてこのモデルは2011年からエンジンがDOHC化された。これが結構違うらしい。そのうち水冷エンジンが導入されることを考えると、今買うなら最新エンジンにという気もする。
さて、お店に行くと外には一台のR1200R Classic が停まっていた。試乗車だったものを中古車として販売するもので、走行距離は300Km程しかない。価格は149万円。
実はBMWは3月に Roadster を含むモデルの価格改定を行い20万円も価格を下げた。そのため中古車も価格を下げざるを得なくなっているらしい。Classicは黒ベースのセンターに白の太いライン。前後スポークホイールで Highline相当の装備が付く。そしてローダウン仕様となっている。跨ってみると踵は浮くが両足がしっかりついてちょっと低すぎる気もする。
営業のF氏といろいろ話をし、この中古車と新車の見積もりを作ってもらうことに。黒ベースのモデルはClassic のローダウン仕様しかラインナップされておらず、新車の他の色も潤沢に入荷しそうな感じではない。中古車を融通し易い(実績のある)他の販売店にある中古 車も適当な弾はない状況。流通量がそもそもあまり多くないのか... 一通りオプションパーツなども込みで見積もってもらうと、アレをこうしてなんとかなりそうな金額。そして最後に試乗させてもらうことに。推奨ルートはアップダウンあり、長い直線ありでなかなか楽しいコース。東京の都心の試乗とはずいぶん違う。昔はフラットツインはスムーズだが面 白みに欠けるエンジンという印象だったが、1200のDOHCは常用域のパンチがあってなかなか楽しい。3年半ぶりのバイクであったが、全く違和 感なく走らせることが出来、やはり自分はバイクに乗らなくてはいけないという思いを新たにするのであった。かなり心が動いてしまった。