Biolite CampStove の用途

日本国内ではモンベルが代理店となり発売を開始した Biolite Stove。自分はアメリカにいるときにプレオーダーし、出荷時は既に帰国していたため日本に送られてきた。しかし、名古屋への転居で荷物の中に埋もれてしまい実際には使わずにいた。
先日長野でキャンプがあり、持参したのだが調理用の主力はやはりガソリンかガスストーブが便利。試運転をして高効率で木材が燃焼し、USBからの充電が可能であることも確認した。しかし、木材はあっという間に燃え尽きてしまう。
そこで考えた。木炭を燃焼させたらどうだろう?
Biolite は薪などを燃やして発生する燃焼ガスをさらに燃やすことで強い火力を得る二次燃焼が特徴のひとつだが、木炭を燃やしても燃焼ガスはあまり出ないらしい。従って発電には不利との記述も。
何はともあれ実験。BioLite は燃焼室の中央に集熱用の金属が突き出しているので燃やす木炭は細身のものに限られる。燃焼室にあまり大きな隙間が出来ないように木炭を入れ、同時に着火剤を入れて火を付ける。着火剤がきちんと燃えだしたらファンのスイッチを入れる。あとは完全放置。すると10〜15分位で完全に燃える木炭となった。なるほど、これはチャコールスターターとしても使える。それから程なくしてインジゲーターが充電可を表すグリーンに変わった。木炭は長く燃え続けるので、木炭を燃料に電力を供給出来ることがわかった。冷える季節のキャンプにはこれで暖をとることも出来るし、直接煮炊きに使わなくても、十分に利用価値がありそうだということが確認出来た。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1824221
http://d.hatena.ne.jp/tono-p/20120609/p1
 
燃料の木炭と着火剤

 
燃料を詰めて

 
着火

 
完全に火が回った

 
インジゲータがグリーンへ変わった

 
充電中