蓮沼執太フィルライブ＠愛知芸術文化センター リハーサル室

愛知芸術文化センターは大ホールだが、今日の会場は地下のリハーサル室だ。リハーサル室の中央に円形にステージが組まれ、周囲に椅子が並んでいる。
オープニングアクトはジョセフ・アルフ・ポルカとショピン。ジョセフは地元のバンドらしいが、ボーカルが生理的にダメ。ショピンは歌が良いし完成度が高かった。コントラバスの人は元SAKEROCKか…
蓮沼執太フィルは13人編成の大バンド。蓮沼のピアノを中心に弦や管、スティールパン、マリンバなど。ソロ活動の音源を持っている人たちも3人ほどいる。今どき大編成のバンドが利益を出すのはなかなか難しいと思うが、この音の厚みはすばらしい。Steely Dan みたいな例外はあると思うが、ライブでCDと同じ演奏を聴くのでは無く、別な一面を見られるのが醍醐味だと最近思う。リハーサル室でステージ照明はないが、手作りらしい電球の照明装置が暖色系の明かりを放っていた。
この人の活動は今後も目が離せそうにない。