Lupo GTI オルタネータの故障

7月末に岐阜に出かけたが、このときに Lupo のバッテリー警告灯が点灯し始めた。非常に暑い日で、エアコンもフル回転で稼働していたので何か無理が掛かったのかと思ったが、全く充電していない訳でもないらしく、再始動も問題ないし車も普通に動いていた。警告灯は点いたり消えたりする状況。
翌週車を動かしたのだが、今度は状況が悪化していた。カーオーディオの電源が突然落ちたりするのだ。これは明らかに発電能力が足りていない。この日も再始動や車の走行には影響がなかったのだが、最後はメーターランプが消え始めたりしていたのでギリギリだったかもしれない。これは放置して直るような症状ではなさそうだ。
最初はバッテリー性能の低下を疑い(というよりはバッテリー交換で解決することを願って)バッテリを注文してはみたが、Webなどで情報を集めるとバッテリー警告灯が転送した場合の原因は多くの場合オルタネーターに問題があるらしい。バッテリーを交換しても他に原因がある場合は直ぐにバッテリを傷めてしまう可能性もあるため、これは専門家にみて貰う必要があるという結論に達した。
さて、車をどこへ持ち込むべきか? 名古屋へ来て間もないことも有り、つきあいのある車屋さんはない。普通の人はここでディーラーへ行くのだと思うが、どうも個人的にはディーラーに足が向きにくく結局オートリーゼンという輸入車を多く扱う車屋を探し、修理を依頼した。ここは並行輸入車などをとくいとするお店らしく、並んでいる車が面白い。また P.G.O、YES! Car、DONKERVOORT などという超マニアックな車の日本総輸入元などになっている。
http://riesen.co.jp/
その場で軽く見て貰ったがやはりオルタネーターが怪しいとの事だった。ついでにオイル交換をお願いした。基本のオイルが MOTUL なのだそうだ。 車が全て出払ってしまっているそうで、最寄り駅まで車で送って貰う。
駅から自宅までは地下鉄の駅5つ目なのだが、この日はなんとなく歩き始めた。沿道の店を物色したりして結局最後まで歩くことになり、最後覚王山の洋食屋さんへ入って夕食を摂った。食べ終わって会計しようとして初めてカバンの中に財布がないことに気づいた。このタイミングまで財布を出すチャンスがなかったのだ。幸いなことにお店の人は代金はいつでも良いというので、名前と電話番号を残してお店を後にした。久しぶりに嫌な汗をかいてしまった。
車は1週間ほどで修理が完了した。費用は10万円コース。まあ年式と走行距離を考えると仕方がないところか。バッテリーは状態に問題がないとのことで、新品バッテリーはそのまま残った。しかしこれで安心して出掛けられる。