レンタネコ@テアトル新宿

荻上直子の新作はネコを題材としたもので、これは当然見るでしょと思い見に行ったが、正直途中で飽きてしまった。
ネコを借りる人は3人登場するのだが、おおよそ同じパターンを辿る(意識的にそうしているのだろうが) ので先の展開に意外性が乏しい。また、主人公の裏家業が現実離れし過ぎていていまひとつ入り込めなかった。
この人の作品はリアリティよりはファンタジー的で、あってないようなストーリー展開の中でクスッと笑えて観た後にほのぼのする、というところが支持されていたのだと思うのだが、作風が変わってきているのかもしれない。
前作トイレットもきちっと作り込まれたストーリーだったが、これはこれで良いと思ったのだが...
http://rentaneko.com/