全ての若き野郎ども Mott The Hoople@渋谷シアターN

Mott the Hoople はイギリスのロックバンド。69年にデビューし、74年解散した。ライブが評判を呼び人気はあったがレコードのセールスが伸びず、解散をしようかと考えていたときに、デビッド・ボウイが助け船を出し、すべての若き野郎ども (All the Young Dudes) という曲を提供してこれが大ヒット。一気に人気ロックバンドとなるが、やがてメンバー間の軋轢などが発生して解散してゆく。そんな彼らの当時のフィルムと関係者へのインタビューをまとめたドキュメント映画がこの作品。
彼らの名付け親でありプロデューサー、アイランド・レコードのガイ・スティーヴンスは The Crash の London Calling をプロデュースした人として知られた人で、当時のイギリスの音楽シーンに R&B やソウルを持ち込んだ人なのだそうだ。大ヒット以降は全米ツアーなども行い、Queen などが前座を務めたりしている。ちなみに、後期のメンバーだったキーボードのモーガン・フィッシャーは現在日本在住。
バンドが生まれてから死ぬまでを綴ったドキュメント映画としてなかなか楽しむことが出来た。
http://www.mott-movie.com/