岩合光昭写真展「ねこ」＠佐野美術館

猫写真家として有名な岩合光昭氏の写真展へ出掛けてきた。場所は三島市の佐野美術館。この人は猫写真家などと言ってしまっているが正しくは動物写真家で、撮影した写真が英語版のナショナルジオグラフィック誌の表紙を2度飾った唯一の日本人なのだそうだ。
まっすぐ三島に向かうのは面白くないので、いつものように箱根経由。いずスカイラインを避けつつ山道を繋ぎ、修善寺から駿河湾の海岸へ出た。


　
向かったのは沼津 西浦のやま弥という食事処。鯛丼が売りらしい。
出てきた鯛丼は、予めご飯の上に鯛が乗ったものではなく、ご飯とは別にタレに浸かった鯛の刺身と卵黄。これを自分で乗せて食べるスタイルだ。繊細に鯛を味わう感じではないが、卵黄が淡泊な鯛にコクを加えて美味しいどんぶりだった。

　
いよいよ写真展。
事前の情報によると、自分で撮った猫の写真を持って行くとロビーの壁に貼ってくれる上に入場料が100円引きとなるらしい。が、自分でプリントすると満足する色になるまで結構時間が掛かってしまうので、ファイルをSDカードへコピーしてセブンイレブンのプリントにしてしまった。
肝心の作品だが、宮城県田代島の猫たち、岩合家の飼い猫 海(かい)ちゃん、他国内外の様々なシーンの猫たち。様々な表情を見せる彼らの姿を、時にクスッとし、時にちょっと涙ぐんだりしながら楽しんだ。写真展の写真集が売られていたが、これは印刷の質が残念な感じで購入せず、結局ポストカードを何枚か購入するにとどめた。
佐野美術館には回遊式の庭園があり、ここを散策することも出来る。大きくはないがなかなか面白い美術館だと思う。



　
帰りは久しぶりに御殿場のアウトレットモールに立ち寄ったが、あまり散在せずに済んだ。御殿場からは例によって山中湖、道志みち経由で帰宅。