TOKYO M.A.P.S@六本木ヒルズアリーナ

今年で5回目を迎える TOKYO M.A.P.S は毎年この時期に行われているらしいイベントだ。オーガナイザーが選定され、その元にアーティストが集められている。これまでのオーガナイザーは宮沢和史大貫妙子菊地成孔高橋幸宏。そして今年は矢野顕子だった。2日間のイベントだったが見たいアーティストの多い2日目に出かけることにした。ちなみに無料のライブだ。
六本木ヒルズに到着したのは12時頃。開始の1時間前に並んで座席を確保することが出来た。

ウッドベースアコーディオンなどを従えたアコースティックなバンド編成で登場。本人は最初ギターを手にしていたが、後半はずっとピアノに向かっていた。実力あるな… 良いパフォーマンスだった。

本日の世武裕子はドラムスとピアノという構成。後半1曲だけ、大橋トリオのベーシストが参加したトリオ構成となった。世武裕子は決して分かりやすいキャッチーな音楽ではないと思うが、彼女を知らない人たちをも引きつけるパフォーマンス。盛り上がった。

ギターと三線。今日は沖縄ものが多かった。以上。

  • レキシ

この人たちのことは全く知らなかった。リーダーは Super Butter Doc のキーボーディストだったひとだ。レキシは歴史の事で、歴史ネタの超くだらない歌詞をファンキーでキャッチーな曲に乗せて演奏するスタイル。MC なども関西のりで客を盛り上げる。観客はレキシ目的の人たちが結構多かったようだ。

結構期待していたのだけど、今日のパフォーマンスはいまひとつ華がない感じ。

トリは矢野顕子のソロ。NYで観たライブは、マーク・リーボゥなどを従えたバンドセットだったので、ピアノ一本のライブは初体験。結論から言うと最高だった。曲目は割と定番曲が多かったと思う。屋外ならではの外部からの音や空気、観客に反応しながら高まる彼女のピアノと歌には涙が出そうになった。
そんな訳で、無料とは思えない豪華なラインナップのライブをたっぷり堪能した。ちなみにMCは J-wave でおなじみのサッシャが務めていた。