Audi TT またまたトラブル

エンジンの不調から解放されたばかりなのに、またトラブルが発生した。
最初は土曜日の夜。Free Way を降りて Brooklyn の公園に着く直前で水温上昇の警告が出た。帰る際にも水温計はいつもより上昇していたのだが、Free Way に入ると徐々に下がり何事もなく家に帰り着いた。
明けて日曜日、昼過ぎに Manhattan へ出かけたのだが、Manhattan へ入るあたりから再び水温が上昇し、警告表示。どうしようかと逡巡しているうちにボンネットの隙間から水蒸気が出てきた。急いで車を路肩へ寄せる。この時点でエンジンはとくに問題なく動くが、冷却水が正常に循環していないのは明らかだ。これ以上車を動かすのは諦めて、レッカーを依頼した。
明けて月曜日、修理が完了したとのことで夕方に車が戻ってきた。原因は冷却水のフランジパイプの破損。経年劣化によるものらしい。破損によって冷却水が少なくなってこうなったのか、漏れにより圧力が掛からず冷却水が正しく循環されなかったのか、高速走行だと何故冷えるのか(風で冷えるのだとは思おうが)、圧が逃げているとすれば、なぜ水蒸気が出てくるのか(水が循環されないまま熱せられて沸騰した?) など自分の中ではいまひとつ説明が付いていない。
また、エアコンが効かないので調べてみたところ、ヒューズが溶けかかっていたそうだ。エアコンが効かないのは、水温の異常上昇と関連があるのかと思い申告していなかったが、そういうことだった。なぜ過電流が流れたのか、流れたときになぜヒューズが切れないのかはやはり疑問だ。
費用は全部で$400 を少し超えるくらい。まあこれくらいで済んで良かったと思うしかない。それにしても次々と問題が出る。Panda も同じくらい古かったが、作りが単純な分発生するトラブルもシンプルなものだった。
ESP のランプは依然として、時々点灯する。