International Motorcycle Show@New York

International Motorcycle Show は全米6カ所で行われる展示会だ。金曜日の午後から日曜までの3日間。皮切りの New York は、Manhattan の大規模展示会といえばここ Jacob Javits Convention Center で行われた。

　
アメリカに来てオートバイとは縁のない生活を送っているが、そろそろ恋しくなってきた。16で原付免許を取得してその夏に自分のオートバイを手に入れて以来、こんなに長く乗らないのは初めてだ。そんな訳で、Show の情報を見つけて出掛ける事にした。
Jacob Javits Convention Center は Midtown の西側、Hudson River に近い所にある。この週末は、Motorcycle Show と同時に Boat Show が行われていた。入場料は $18。
出展しているメーカーは、Harley Davidson、Honda、Yamaha、Suzuki、Kawasaki、BMW、Ducati、Triumph。日本ではあまり馴染みのないメーカーとして、Victory Motorcycle、Can-am、Indian Motorcycle もブースを構えていた。会場は沢山の人で混雑しており盛況だった。
Harley Davidson のブース。XR1200 のワンメークレース用のマシンらしい。

　
これは Road King系？ 色が好き。

　
Yamaha の Super Ténéré。なかなか注目度が高かった。

BMW に展示されていたこのマシン。小さい車輪のついた黄色いフレームは、転倒のリスクなしにフルバンクが可能になる補助輪のようなものだろう。

　
BMW のスクーター。結構昔からコンセプトモデルが出てるが、一向に市販される様子がない。

　
今、いちばん気になるマシンはこれ。Triumph Tiger 800XC。BMW F800 の対抗馬となるモデルだ。実物を見て跨がってみた感じはなかなか良い。


　
さて、ここへ来るまでその存在を知らなかった、Victory Motorcycle。母体は Polaris という Snowmobile や ATV のメーカーだ。エンジンは1730cc の空冷V-twin。4Valve で6速ミッションを持つ。特にツアラー系のモデルのデザインが特徴的。
http://www.polarisindustries.com/en-us/Vehicles/Pages/Home.aspx


　
　
can-am も ATV のメーカーだが、前2輪、後1輪の Spider を展開している。エンジンは ROTAX だそうだ。欲しいとは思わないが乗ってみたい一台。
http://en-us.spyder.brp.com/home.aspx


　
Ducati は Mailing List に登録すると、エスプレッソを振る舞ってくれる。

　
物販でアメリカらしいと思ったのが、ワッペンのお店。ブースが幾つかあったが必ずミシンが置いてあって、その場でジャケットに付けてくれるようだ。

　
ここは、ツーリング用アクセサリーを販売するオンラインショップ。カタログをもらったが、知らないメーカーの商品が沢山あって面白い。PDF でもダウンロード可能だ。
http://www.twistedthrottle.com/

　
さて、一通り見終わって最後はスタント・ショー。会場は展示会場内の一角だ。

　
ファイナルのスプロケットがかなり大きい。

　
間近で見ると、彼らのコントロール技術は凄い。あれだけ意のままに操れたら楽しいだろう。この撮影は、Tamron の 70-300 を使い、ISO3200、シャッタースピード 1/60 で撮ったが、なかなか満足の出来る結果が得られなかった。動くものの撮影は難しい。