交通違反

仕事帰り、交差点で右折待ちをしていた。この交差点は NYC ではなく、"NO TURN ON RED" の表示もないので赤信号でも車が来ていなければ右折可能なのだが、2台前の車は信号を待ち続けていた。まあ、このあたりはどこが New York City との境界に近いところなので、自信がなければ信号を待つというのは正しい判断ではある。走行するうちに自分の後ろにはパトカーがやってきた。信号が青に変わり右折を始めたが、向こうから横断歩道を歩行者がやってきた。ちなみに歩行者のことを英語で pedestrian という。日本にいた時は全く馴染みのない単語だった。で、正直言うと交差点が暗い上に前の車がいたのでその歩行者に気づくのが少し遅れた。しかし、歩行者との距離はまだあったのでそのまま交差点を右折した。
ここまで書けばその先は予想がつくと思うが、後ろのパトカーのランプが点灯し、車を止めることとなった。ちなみにこういう場合、基本的に車から出ることはなく、日本のようにパトカーの後部座席に乗り込むこともない。
免許証と保険の番号のカード、車の登録情報を渡してあとは警察官がパトカーで入力を行うようだ。一応危険はなかったはずだと食い下がってはみたが、歩行者は歩く速度を緩めたのだと言い切られ、チケットを受け取った。
駐車違反のように罰金を納めれば終了という手順ではなく、まず罪を認めるかどうかを記入しサインをして裁判所へチケットを返送する。罰金などの処分はその後のようだ。そして今回の違反はポイント制に関係する違反で、3点が計上されるようだ。何点でどういう処分になるのか良くわかっていないのだが... これもちなみにだが、ポイント制は州内のみ有効で、州外の違反はポイントには響かない。罰金だけが関係する。免許制度から交通に関する法律まで完全に同じではないので、こういうことになるようだ。
スピード違反であればある程度確信犯なので諦めもつくのだが、こういう違反は悔しい。出来れば免許取得後1年間は無傷でいたかったのだが...