Summer Stage 2@Central Park
今日は午後休みをもらい、Manhattan へ出かけた。第一の目的は在ニューヨーク総領事館で在外選挙人登録をすることである。この登録をすることで海外にいながら国政選挙に参加することが出来る。もしやと思い来てみたが、今回の選挙には間に合わなかった。ちなみに総領事館は Park Ave のオフィスビルの2フロア。セキュリティは厳しいが普通の事務所の受付と待合室といった感じのところだった。
さて車を移動させようと 49th st を西に向かっていた。つい交差点に進入してしまったのだが、その先が詰まっており信号がかわって交差点内に取り残されてしまった。するとすかさず Trrafic Police (割と若い女性だった) がやってきてフロントガラスの登録証のバーコードをハンディターミナルでスキャンしている。そして出力されたチケットを渡された。$115 と書いてある。またつまらない失敗をしてしまった... ポイントの減点などはないそうで、そのためか免許証の提示も求められなかった。
やや落ち込みつつ Centrl Park の西側へ。運良く出る車のあとに車を止めた。ここで自転車を出して本屋、Apple Store、Starbucks と回った。Apple Store は iPhone 4 の待ち行列が10数人ほど出来ていた。5th Ave はもっとすごいことになっているのだろう。
6時前に Central Park のライブ会場へ。今日は会場の外に長い行列が出来ていた。今日は Jazz だ。
一組目は McCoy Tyner with Ravi Coltrane, Esperanza Spalding and Francisco Mela。ピアニストの McCoy Tyner は John Coltrane のバンドメンバーとしてキャリアをスタートさせている。サックスの Ravi Coltrane は John Coltrane の息子だ。Esperanza Spalding はデビューアルバムを持っているが、ちょっと珍しい黒人女性ベーシスト。持っているアルバムはどちらかというとボーカルアルバムだったが。このバンドはどちらかというとスタンダードなスタイルの Jazz だが、それぞれのプレイには魅了された。
McCoy Tyner
Ravi Coltrane & Esperanza Spalding
二組目は The Stanley Clark Band with Hiromi。Stanley Clark はベーシストだ。Hiromi(上原ひろみ) は国内外を問わず人気が高いピアニストだ。オリジナルアルバムはすべて持っている。Stanley Clark の最新アルバムにも参加しており、その関係で共にツアーなどしているようだ。最初はエレクトリックベースを持ち、ジャコ・パストリアスかというようなテクニックの曲で始まりコンテンポラリーなスタイルかと思ったが、中盤からウッドベースに持ち替え、また違った味になった。それにしても Hiromi が強い音を弾くと客が異常に盛り上がる。時々立ち上がって弾くアクションも楽しく、観客の心をつかんでいた。
Stanley Clark with Hiromi
ライブは22時頃終了。この出演者でフリーライブというのは凄いことだ。今日はステージの近い場所にはいすが並べられており、その後ろで座ってみることになってしまったので全員の姿が常時見られる訳ではなく、そこが少し残念だった。Hiromi 目当てかどうかは判らないが日本人らしき人たちの姿も多かった。
22時は流石にすっかり暗くなっているのだが、Central Park 内は芝生で涼む人、散歩する人、ランナー、自転車など沢山の人たちが楽しんでいた。治安は本当に良いようだ。