家探し

出向が決まり、こちらで家探しを開始している。今日は予め伝えておいた条件に基づいてリストアップされた家を、不動産会社の人に案内して貰った。
リストアップされている家は、どこも建築が1950年台とか60年台だ。中には1938年などというところもあった。こっちは日本のようにどんどん壊して新しいものを建てるという文化ではない。建て替えても基礎はそのまま残したりするらしい。マンハッタンでも本当に古いビルが残っていて、屋上には木製の給水タンクが設置されていたりするのも同じ理由だろう。
賃貸物件は全て一軒家の一部分という感じだ。物件によって異なるのだが、勝手口のようなところが入り口になっているところ、半地下など、正面の入り口が使える家は結構少ない。そういう意味では街中の3階建てのアパートメントなどの方が使い勝手がよいのかもしれない。当然といえば当然だが、賃貸料が安い物件はそれなりで、気に入った物件は高かった。1Bed Room (リビングの他にベッドルームが1部屋ある) の物件を探していたが、1BR よりも 2BR の物件の方が良いものが多かった。これも都心に近づくと変ってくるのではないかと思うが。
物件により暖房費、ガス代、電気代、水道代がそれぞれ込みだったり別だったりする。暖房費は別に払うと結構高いようだ。ストーブとオーブンはどの家でも必ず付いている。冷蔵庫も備え付けだ。洗濯機と乾燥機は賃貸部分にはない場合が多い。新たに設置することも出来ない。
今回はとりあえず下見的な位置づけで、物件の決定と契約は再渡米後とした。