Summer Street

Manhattan で8月の土曜日の午前中、3週にわたり Summer Street というイベントが行われていた。これは Central Park から Brooklyn Bridge のたもとまでの Park Avenue から車を締め出し、サイクリストとランナーに開放するものだ。
ニューヨークはハリケーンが接近しており明け方から雷雨が続いていたが、なんとか快方の兆しが見えてきたため8時少し前に車でマンハッタンへ向かった。天気のためか偶然か、West Side の公園沿いで駐車スペースを確保した。
Central Park の周回路を1/3程走って、East Side の Summer Street の入り口へ。
 
Start of Summer street
 
面白いのはここ。

Park Avenue を南下すると、道の先にどーんとビルが建っているのだが、Park Avenue はビルの中を通ってビル脇の高架へと続いている。
 
Grand Central
 
普段ここは車しか進入することが出来ないので、自転車や徒歩でここを歩くのはなかなか貴重な体験なのだ。
 
高架
Grand Central
 
Grand Central Terminal
Grand Central
 
広い道ではランナーと自転車をコーンで左右に分け、狭い対面の道はコーンがセンターラインになる。Park Avenue にクロスする道は、予め封鎖されているか、警官とボランティアによって交通整理が行われている。
 
Summer Street
 
ここが折り返し地点。だが、折角なので、橋を渡ることにした。Brooklyn Bridge で Brooklyn へ渡り、少し北側の Manhattan Bridge で戻る。
 
Brooklyn Bridge。
Brooklyn Bridge
 
Manhattan Bridge。時折雨が落ちてくることがあったが、ウェアをすっかり濡らしてしまうような雨ではなかった。
Manhattan Bridge
 
帰りは少し Park Avenue を外れ、紀伊国屋書店でルームメイトの為に週刊モーニングなどを買う。
Bryant Park
 
紀伊国屋がある 6th Avenue は Bryant Park から Central Park まで、Street Fare が行われていた。Street Fare は道の両脇に屋台が並ぶ歩行者天国だ。週末毎にどこかの通りで行われてるようだ。暫く自転車を押して歩きながら屋台を眺め、レモネード1杯と野菜のマグネットを購入した。(http://nyliberty.exblog.jp/11722906/)
Street Fare at 6th Avenue
 
再び Park Avenue で Central Park まで戻った。まだ余力があったので Central Park の外周路を1周してみた。距離は6.2mile なので約10km だ。余力があると言いながらも、実は足が終わっており、いくつかある外周路の上り坂が辛かった。暫くロードバイクに乗っていなかったので、体の色々なところが悲鳴を上げた。こんなサドルなのでお尻も辛い。
The End of Cycling
 
Central Park を出てそのまま Zabar's へ向かい、食材をいくつか調達してベーグルで腹を満たした後、Manhattan を後にした。走行距離は 26.8ml、約43km となった。Summer Street は途中いくつかのステージやブースが設置されていて、ヘルメットやコーヒーを配っているところもあった。また機会があったら参加してみたい。さて、次はどこを走ろう?

帰りは Brooklyn から海沿いの道を走りぐるっと1周して帰ろうと考えていたのだが、途中道を間違え、Staten Island へ行ってしまった。そして橋の通行料が$11 もした。大きく無駄な出費だ。しかしこの道はところどころ海沿いにパーキングがあったりして昼も夜も楽しめそうな道だ。