PLASTIC CITY

主演:オダギリジョーアンソニー・ウォン。中国/香港/ブラジル/日本の合作映画でオールブラジルロケ。
日系ブラジル人のキリン(オダギリジョー)は幼い頃にアマゾンの奥地でアジア系ブラジル人のユダ(アンソニー・ウォン)に拾われ息子のように育てられる。ユダの仕切るショッピングモールで闇家業を手伝うキリンだがユダの失脚を狙う新興勢力との間に抗争が勃発し、二人は過酷な運命に飲み込まれてゆく。
オダギリジョーは相変わらず格好良かったが、ポルトガル語を話す速度が一人だけ遅く微妙に違和感が残った。ストーリー的にはキリンとユダの親子の絆を描いたものだが、エンディングの意味するところが今ひとつ理解できなかった。
音楽には半野喜弘が関わっていたが、エンディングまでそれには気付かなかった。が、天然コケッコーのレイハラカミの時ように、音楽ばかり気になって映画に集注できないよりはずっと良い。
http://www.plasticcity.jp/